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J-GLOBAL ID：201502289720389389   整理番号：15A0424512

アウトフェーズ変調のためのCMOS VCOに関する検討

Study of CMOS VCO for Out-Phasing Modulation

著者 (3件)： 高橋勇人 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  塩見英久 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  岡村康行 (大阪大 大学院基礎工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 431(OPE2014 152-201)  ページ： 309-314  発行年： 2015年01月22日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 将来のミリ波帯通信やさらなる高周波帯無線通信では,通信システムの低消費電力化や簡素化が求められている。簡素な構成にするためは,VCOの位相を直接変調する構成が考えられる。その際に,アウトフェーズの構成にすることで,振幅制御も必要なQAMなどの複雑な信号生成にも対応でき,さらに非線形増幅器を用いて高い電力効率とリニアリティを実現することが可能となる。この構成をミリ波帯通信への適用をするために,VCOは高い周波数の発振が必要となるため,周波数逓倍機構を持つプッシュプッシュ発振器やDLLといった構成が適すると考えられる。本技報ではアウトフェーズ変調に向けた,クロスカップル型プッシュプッシュ発振器と3逓倍注入同期リングオシレータの設計と検討を行ったので報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： VCO【発振器】 ,  *電子技術 ,  *周波数変調 ,  ミリ波通信 ,  無線伝送 ,  消費電力 ,  簡素化 ,  QAM【信号】 ,  増幅器 ,  電力効率 ,  線形性 ,  周波数逓倍
準シソーラス用語： *CMOS技術 ,  ミリ波増幅器 ,  リニアリティ ,  *周波変調 ,  低消費電力化 ,  無線通信

分類 (3件)： マイクロ波・ミリ波通信  (ND08020W) ,  発振回路  (NC05020Y) ,  半導体集積回路  (NC03162T)

引用文献 (8件)：

• H. Chireix, “High power outphasing modulation,“ Proc. IRE, vol. 23, pp. 1370-1392, Nov. 1935.
• George Chien and Paul R. Gray, “A 900-MHz Local Oscillator Using a DLL-Based Frequency Multiplier Technique for PCS Applications, “ IEEE JOURNAL OF SOLID-STATE CIRCUITS, VOL. 35, NO. 12, pp. 1996-1999, DECEMBER 2000.
• 高野恭弥,本良瑞樹,藤島実,“4.8GHz CMOSパルス注入同期型周波数逓倍器,“電子情報通信学会総合大会エレクトロニクス講演論文集 2,pp.103,2008.
• A. M. Pavio and M. A. Smith, “A 20-40-GHz Push-Push Dielectric Resonator Oscillator, “ Ieee T Microw Theory, vol. 33, no. 12, pp. 1346-1349, Dec. 1985.
• S.Fujita, J.Sato,T.Shima, T.Sakamoto, Y.Naoya, K.Takahashi, “Millimeter-Wave Giga-Bit Wireless System for Portable Devices, “ Panasonic Technical Journal Vol.57 No.1 Apr. 2011

タイトルに関連する用語 (3件)： フェーズ変調 ,  CMOS ,  VCO