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J-GLOBAL ID:201502290656102079   整理番号:15A0659665

ホエーペプチド摂取は老化促進マウス6(SAMP6)における体脂肪蓄積を抑制する

Whey peptide ingestion suppresses body fat accumulation in senescence-accelerated mouse prone 6 (SAMP6)
著者 (4件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 551-556  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的 若年成長及び若年成体動物の体重はホエー蛋白質濃縮物の高食餌密度により減少するが,高齢の動物において,食事性蛋白質が同様に影響するかは不明である。ここで著者らは,ホエー蛋白質または,ホエーペプチド摂取が高齢マウスの骨格筋における体脂肪蓄積を抑制し,蛋白質発現及びリン酸化に影響するかを調べた。方法 雄の老化促進マウス6(SAMP6)26匹を無作為に,カゼイン18.7%の対照(CON),ホエー蛋白質18.7%(WPR)及びホエーペプチド18.7%(WPE)の食餌処理3種に振り分けた。ウェスタンブロットを行って,大腿四頭筋におけるAMPK,アセチル-CoAカルボキシラーゼ(ACC)及び脂肪トリグリセリドリパーゼ(ATGL)の発現を調べた。結果 体重(CON:47.6±2.2g,WPR:48.2±2.7g,WPE:38.3±2.0g)及び相対白色脂肪組織重量(CON:38.5±3.5mg/g,WPR:43.8±4.0mg/g,WPE:21.1±4.4mg/g)はほかの2群と比較してWPE群が低く(p<0.05),CON群とWPR群間には有意な差を認めなかった。前けい骨筋(CON:1.04±0.04mg/g,WPR:0.97±0.03mg/g,1.23±0.05mg/g)及び腓腹筋(CON:3.02±0.12mg/g,WPR:2.92±0.15mg/g,WPE:3.65±0.18mg/g)の相対重量はほかの群と比較してWPE群が高かった。AMPK(WPR:1.03±0.11,WPE:1.36±0.12;対照群からの変化倍数)及びACC(WPR:1.08±0.07,WPE:1.18±0.05;対照群からの変化倍数)のリン酸化はCON群よりWPE群において高かった(p<0.05)。ATGLの発現レベルは,3つの群で有意な差がなかった。結論 これらのデータはホエーペプチドの正常(または適度の過剰)な食餌密度は,高齢マウスにおける骨格筋における脂肪酸酸化のアップレギュレーションを介して体脂肪蓄積を軽減することを示唆するものである。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養  ,  代謝異常・栄養性疾患一般 
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