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J-GLOBAL ID：201502291067447429   整理番号：15A0705208

ZrSiO₄(+Au)検出電極を使用したジルコニアをベースとしたセンサのH₂検出性能の調整

Tuning H₂ Sensing Performance of Zirconia-based Sensor using ZrSiO₄(+Au) Sensing-electrode

著者 (3件)： ANGGRAINI Sri Ayu (Art, Sci. and Technol. Center for Cooperative Res., Kyushu Univ., Kasuga-shi, Fukuoka, 816-8580, JPN) ,  IKEDA Hiroshi (Art, Sci. and Technol. Center for Cooperative Res., Kyushu Univ., Kasuga-shi, Fukuoka, 816-8580, JPN) ,  MIURA Norio (Art, Sci. and Technol. Center for Cooperative Res., Kyushu Univ., Kasuga-shi, Fukuoka, 816-8580, JPN)
資料名： Electrochimica Acta  (Electrochimica Acta)
巻： 171  ページ： 7-12  発行年： 2015年07月20日 
JST資料番号： B0535B  ISSN： 0013-4686  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らはここに,水素(H₂)の高感度および選択的検出を達成するための,固体電解質としてのイットリア-安定化ジルコニア(YSZ)および検出電極(SE)としてのAuを添加したケイ酸ジルコニウム(ZrSiO₄)を使用したポテンシオメトリックセンサについて報告する。ZrSiO₄-SEへの10wt.%のAuの添加によって,500°Cでの100ppm H₂に対する感度が向上したが,試験した他の気体に対してはより低い応答が観測された。H₂を選択的に検出する能力は空気中およびN₂中での分極曲線の測定によって明らかになるとともに気体変換テストによって確認した。H₂への高感度および選択的挙動は,H₂の気相酸化に対する触媒活性がC₃H₆のそれよりも低いことと,H₂のアノード反応に向けた触媒活性がC₃H₆のそれよりも高いことが組み合わされたことに起因することが分かった。観測した感度と分極曲線測定から推定した値間の良好な一致によって,検出機構が混成電位モデルをベースとすることが確認された。ZrSiO₄(+10wt.% Au)-SEを使用したセンサは,感度と対数スケールでのH₂濃度間に直線的関係を実証するとともに,湿潤条件下で,500°Cにおいて,20ppmの低いH₂濃度の検出ができた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ケイ酸塩 ,  *ジルコニウム化合物 ,  *金 ,  *セラミック ,  *酸化イットリウム ,  *酸化ジルコニウム ,  *ガスセンサ ,  *水素 ,  性能 ,  高感度 ,  検出 ,  選択性 ,  固体電解質 ,  電極 ,  添加物効果 ,  電位差測定法 ,  応答 ,  曲線 ,  触媒活性 ,  酸化 ,  気相反応 ,  機構 ,  電極電位 ,  濃度依存性 ,  線形性 ,  湿潤 ,  X線回折 ,  電子顕微鏡観察 ,  モデル ,  シクロアルカン ,  アルケン
準シソーラス用語： *YSZ【セラミック】 ,  *イットリア安定化ジルコニア ,  *ケイ酸ジルコニウム ,  検出機構 ,  検出性能 ,  検出電極 ,  混成電位 ,  *水素センサ ,  走査電子顕微鏡観察 ,  分極曲線

分類 (4件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  電気化学一般  (CB07010N) ,  分析機器  (CC02020S) ,  無機化合物の電気分析  (CC05024D)

物質索引 (2件)： シクロプロパン ,  プロペン

タイトルに関連する用語 (4件)： 検出電極 ,  ジルコニア ,  H2 ,  検出性能