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J-GLOBAL ID：201502291697628090   整理番号：15A0738708

山口県沿岸のヒジキの生育適温と生育上限温度

The Optimal and Upper Critical Temperatures of Sargassum fusiforme from Yamaguchi Prefecture

著者 (4件)： 村瀬昇 (水産大) ,  阿部真比古 (水産大) ,  野田幹雄 (水産大) ,  杉浦義正 (水産大)
資料名： 水産大学校研究報告  (Journal of National Fisheries University)
巻： 63  号： 4  ページ： 238-243  発行年： 2015年03月31日 
JST資料番号： F0239A  ISSN： 0370-9361  CODEN： SDKHAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,ヒジキ(Sargassum fusiforme)の生育温度特性について調べた。山口県沿岸の天然ヒジキ群落から採集した藻体の主枝先端部を用いて,温度別培養実験を行い,生育適温及び生育上限温度を解析した。その結果,生育適温は25°Cで,生育適温範囲は15~30°Cと広いことが明らかとなった。一方,生育上限温度は32°Cであると判断された。今後,地球温暖化や暖流の影響を強く受ける沿岸において,生育上限温度を上回る高水温環境が数日間連続する場合,ヒジキ群落の衰退が懸念された。

シソーラス用語： *ホンダワラ科 ,  *生息環境 ,  *温度 ,  地球温暖化 ,  山口県 ,  藻場 ,  *ヒジキ ,  *隠花植物
準シソーラス用語： *Sargassum fusiforme ,  *生育環境

分類 (2件)： 海藻類  (FH02040G) ,  植物に対する影響  (EE04030Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 山口 ,  沿岸 ,  ヒジキ ,  生育 ,  上限