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J-GLOBAL ID：201502291935162894   整理番号：15A0521484

化学データベースから可能性のあるポリ(ADPリボース)ポリメラーゼ-1(PARP-1)阻害剤を識別するためのin silicoプロトコル

An in silico protocol for identifying potential poly(ADP-ribose)polymerase-1 (PARP-1) inhibitors from chemical databases

著者 (2件)： NIU Miaomiao (Dep. of Biomedical Engineering, School of Life Sci. and Technol., State Key Lab. of Natural Medicines, China ...) ,  GU Yueqing
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 39  号： 2  ページ： 1060-1066  発行年： 2015年02月02日 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ(ADPリボース)ポリメラーゼ-1(PARP-1)の阻害剤は,炎症,癌および神経毒性の治療のための可能性のある薬物として考えられている。本研究では,配位子ベースのファーマコフォアモデルを構築し,PARP-1阻害剤のバーチャルスクリーニングに使用した。立体的狭窄とドッキング研究により,検索したヒットをフィルターにかけた。その後,PARP-1の活性部位の主要アミノ酸との強い相互作用を示す8つの化合物を,in vitroでの評価に供した。そこでは,化合物5(IC₅₀=0.04±0.01μM)は,ポジティブコントロールのオラパリブ(IC₅₀=0.03±0.01μM)に近い,PARP-1阻害活性を示した。また,化合物2~5は,100μMの濃度において80%以上の阻害率で,MDA-MB-231細胞株に対していくらかの細胞毒性活性を示した。結果は,本スクリーニング法が,PARP-1阻害剤を識別することにおいて,良好な可能性を有することを示す。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *データベース ,  *ADPリボシルトランスフェラーゼ ,  *スクリーニング ,  薬物 ,  活性部位 ,  in vitro実験 ,  細胞毒性 ,  腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *酵素阻害剤 ,  *分子標的治療薬 ,  毒性試験 ,  濃度 ,  ドッキング ,  分子認識
準シソーラス用語： *in silicoスクリーニング ,  MDA-MB-231細胞 ,  *PARP-1 ,  *PARP阻害剤 ,  *化学データベース ,  阻害剤 ,  IC50 ,  分子ドッキング

分類 (2件)： 酵素の応用関連  (EB09100B) ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  (GW21010W)

物質索引 (1件)： オラパリブ

タイトルに関連する用語 (7件)： 化学データベース ,  可能性 ,  ADPリボース ,  PARP-1 ,  阻害剤 ,  識別 ,  プロトコル