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J-GLOBAL ID:201502292245783566   整理番号:15A0395212

プラスチックの破壊機構とタフニング 第18回 高分子の微細構造の調整によるタフニング(5)

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巻: 66  号:ページ: 76-79  発行年: 2015年03月10日 
JST資料番号: F0254A  ISSN: 0555-7887  CODEN: PRSKAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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i-PPで適当な核剤を用いることによってβ型結晶としたときのタフネスをα型結晶の場合と比較した。さらに結晶化条件を変えて作成したi-PPのタフネスについても述べた。i-PPではピィメリック酸などの核剤を0.05%添加すると疑六方晶型のβ型結晶が90%程度生成する。β型結晶のi-PPのタフネスをU字型切り欠き試験片の3点曲げ試験で評価したところ,核剤添加量0.05~0.15wt%でタフネスがα型結晶より改良され,0.2wt%では逆にタフネスはα型結晶より低下した。β型では切り欠き先端部に形成される塑性領域は,α型より安定でボイドも微細であった。クレイズ強度,降伏応力共に核剤添加と共に減少するが,添加量0.05~0.15wt%では降伏応力に対するクレイズ強度の比が増加し結果的にタフネスが向上した。さらに結晶化温度,熱処理温度を変えて結晶化度を調節して3点曲げ試験を行った。結晶化温度,熱処理温度の上昇は結晶化度を増加させ弾性率と降伏応力の向上をもたらす。一方クレイズ強度は結晶化温度ではほぼ一定,熱処理温度の上昇では低下し,降伏応力はいずれの場合にも増加するため,結果的にタフネスは低下した。
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