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J-GLOBAL ID：201502293296852054   整理番号：15A0454202

リゾチーム変異体のアミロイドプロトフィブリルの解離に関する負の熱膨張変化

Negative thermal expansibility change for dissociation of lysozyme variant amyloid protofibril

著者 (5件)： ISHIGURO Ryo (Dep. of Chemistry and Biomolecular Sci., Fac. of Engineering, Gifu Univ., Gifu, Japan; RIKEN SPring-8 Center, Hyogo, JPN) ,  MATSUO Hiroshi ,  KAMEYAMA Keiichi ,  TACHIBANA Hideki ,  FUJISAWA Tetsuro
資料名： Electrophoresis  (Electrophoresis)
巻： 36  号： 6  ページ： 893-901  発行年： 2015年03月 
JST資料番号： A0626B  ISSN： 0173-0835  CODEN： ELCTDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ニワトリリゾチームの0SSのジスルフィド欠損変異体は,自発的にアミロイドプロトフィブリルを形成することと,高い静水圧で単量体に解離することが知られている。ニワトリリゾチームのアミロイドプロトフィブリルの,ジスルフィド欠損変異体の解離平衡を特徴づけるために,種々の温度(20~35°C)と圧力(0.1~200MPa)で,ネイティブPAGEを行った。密度プロファイルに基づいて,解離に関する部分モル量と熱膨張変化のΔv_DとΔe_Dは,それぞれ25°Cで-74cm³/モルと-2.3cm³/モル/Kとして得られた。アミロイドフィブリルの解離はクロスβ構造を破壊し,天然のタンパク質の折り畳みにおけるこのような構造の破壊は,負の熱膨張変化をめったに伴はない。アミロイドプロトフィブリルの水和と構造充填に関する,負の熱膨張変化を議論した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： アミロイド ,  *リゾチーム ,  *突然変異体 ,  モル体積 ,  熱膨張 ,  圧力効果 ,  ジスルフィド結合 ,  解離平衡 ,  ゲル電気泳動 ,  β構造 ,  折畳み構造 ,  水和
準シソーラス用語： アミロイド原線維 ,  モル容積 ,  圧力依存性 ,  PAGE【電気泳動】

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  電気泳動分析  (CC04017K)

タイトルに関連する用語 (4件)： リゾチーム ,  変異体 ,  解離 ,  負の熱膨張