抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,Controller Area Network(CAN)へのさらに別の「電気的データ改ざん」ついて述べる。電気的データ改ざんとは,ケーブルへ物理的にアクセスできる攻撃者による,物理層への介入を伴う攻撃の種類である。提案法は,エラーフレームを用いて攻撃者のフレームを打ち消す従来の対策法(不正送信阻止)を回避する。そのために,エラーフレームで上書きされないような「強い」フレームを使う。エラーフレームの優先度は,論理0と論理1の信号が衝突した時,論理0が優先される性質に由来する。そのため,物理層に細工をして論理1の優先度を引き上げれば,上書きできない強い不正フレームを作ることができる。(著者抄録)