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J-GLOBAL ID:201502297539658427   整理番号:15A0479327

奇数鎖飽和脂肪の代謝及び健康と病気におけるペンタデカン酸(C15:0)及びヘプタデカン酸(C17:0)の役割に関するレビュー

A Review of Odd-Chain Fatty Acid Metabolism and the Role of Pentadecanoic Acid (C15:0) and Heptadecanoic Acid (C17:0) in Health and Disease
著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: WEB ONLY 2425-2444  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ヒト健康におけるC17:0及びC15:0の役割が多くの生物学的及び栄養学的観察により最近重要視されている。歴史的には,奇数鎖飽和脂肪酸(OCS-FAs)は総脂肪酸のGC-MSや無傷脂質のLC-MSにおける内部標準として用いられてきたが,それはそれらの濃度がヒトに影響を与えないと考えられてきたからである。しかし乳製品の消費増加が血漿OCS-FAs増加と関連すると考えられてきた。しかし,現在直接的な証拠はなく,むしろ疫学研究によりた不確かな関連性が認められているのみである。さらに,心血管代謝精神疾患に関する多くの研究は症の原因となるメカニズムが議論されているが,心血管代謝病に対する多くの研究はOCS-FAsの血漿濃度がその発症リスクを低下させることを示唆しているが,そのメカニズムは議論の的となっている。内因性OCS-FAの可能的産生メカニズムのひとつはα酸化で,活性化,α炭素のヒドロキシル化,末端カルボキシル基除去などが関与する。分化過程のヒト脂肪細胞ではOCS-FA濃度が明らかに増加し,α酸化によることが示唆されている。内因性経路に関するさらなる証拠として,ヒト血漿中でのC17:0に対するC15:0の予測される割合はおよそ1:2であるが,乳脂肪ではC17:0に対するC15:0の割合はほぼ1:2である。本研究ではOCS-FAの食事摂取に関する文献を総括しそれらの潜在的内因性代謝について論ずる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
脂質の代謝と栄養  ,  循環系の医学一般 

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