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J-GLOBAL ID:201502298837444797   整理番号:15A0653213

中性子結晶学に従うビリンリダクターゼPcyAのプロトン移動機構への洞察

Insights into the Proton Transfer Mechanism of a Bilin Reductase PcyA Following Neutron Crystallography
著者 (24件):
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巻: 137  号: 16  ページ: 5452-5460  発行年: 2015年04月29日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビリンリダクターゼPcyAとビリベルディンIXα(BV)複合体の巨大結晶を調製し,重水素原子との交換による中性子散乱データの変化を調べた。中性子散乱からの構造は凍結X線構造からのPcyA-BV(PDB ID:2D1E)に最少二乗法で11-240残基が一致し,Glu76が触媒作用に重要で,BV D環のエキソビニル基と不利な接近接触を有するコンホメーションだった。BVのプロトン化はA及びD環のピロールの重水素占有は1.0で,D環の重水素はAsp105と水素結合を形成した。Asp105はD環ラクタムOと水素結合を形成する2つのコンホマーを示し,プロトン化の有無の違いがあった。His88,His74のNεのプロトン化ではHis88がBVのA環に向かって傾き,プロトンがHis88からO1へ移動することを示した。His88に近いヒドロニウムイオンはHis74に水素結合し,His74Nεはプロトン化するが,Nδはせず,両Hisは水分子の保持に重要だった。BVのD環ビニル基に隣接してGlu76が存在し,Glu76のコンホメーションは1種であるが,側鎖が柔軟で,回転,伸縮振動を示した。いくつかのBVH+はすでに電子やプロトンを受容しているが,Glu76が最初のプロトン供与体であることも示し,D環ビニル基と連結していた。
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