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J-GLOBAL ID:201502299184897495   整理番号:15A0350792

新しい表面元素分析法の開発 X線支援非接触原子間力顕微鏡(XANAM)

Development of a Novel Surface Elemental Analysis Methodology: X-ray-Aided Noncontact Atomic Force Microscopy (XANAM)
著者 (1件):
資料名:
巻: 88  号:ページ: 240-250 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: G0450A  ISSN: 0009-2673  CODEN: BCSJA8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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走査プローブ顕微鏡法(SPM)は,基板表面上の構造の解析に対して広く利用されている。特に,走査トンネル顕微鏡法(STM)および非接触型原子間力顕微鏡法(NC-AFM)は,固体表面について,原子レベルでの高空間分解能で,実空間観察を可能にした。しかし,これらの微視的測定法は,なお,一般目的に対するナノスケールでの元素分析における困難を含む。尤も,明瞭な場合については,幾つかの確証された解が既に提示されている。本短報(概説)では,この問題およびその解を,個々の分子のスペクトロスコピーに対する非弾性トンネル分光法(IETS)-STM,表面構造の元素分析に対するシンクロトロン放射X線源と組合わせたSTM,原子追跡技法7を用いた力分光法,ならびにX線支援非接触原子間力顕微鏡法(XANAM)などのSTM/NC-AFMに基づいた化学分析法の開発に関連するトピックスを説明した。特に,この概説は,力分光法のX線エネルギー依存性について,最近得た結果およびそのXANAMイメージングとしての二次元記録を含めて,XANAMに関する詳細を記し,XANAMが,種々の目的に対して,化学分析のナノスケール研究に大きい寄与をする可能性を有することを示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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分析機器  ,  顕微鏡法 
引用文献 (127件):
  • 1) R. Wiesendanger, Scanning Probe Microscopy and Spectroscopy: Methods and Applications, Cambridge University Press, Cambridge, 1994. doi:10.1017/CBO9780511524356.
  • 2) S. Morita, R. Wiesendanger, E. Meyer, Noncontact Atomic Force Microscopy, Springer, Berlin, Heidelberg, 2002.
  • 3) S. Morita, F. J. Giessibl, R. Wiesendanger, Noncontact Atomic Force Microscopy, Springer, Berlin, Heidelberg, 2009, Vol. 2. doi:10.1007/978-3-642-01495-6.
  • 4) D. Bonnell, Scanning Probe Microscopy and Spectroscopy: Theory, Techniques, and Applications, Wiley-VCH, New York, 2000.
  • 5) S. Morita, Roadmap of Scanning Probe Microscopy, Springer, Berlin, Heidelberg, 2006. doi:10.1007/978-3-540-34315-8.
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