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J-GLOBAL ID:201502299402078477   整理番号:15A0547597

高速実験炉「常陽」における原子炉容器内保守・補修技術開発-「常陽」炉心上部機構の交換に向けた技術開発(その2)-

Inspection and Repair Techniques in the Reactor Vessel of the Experimental Fast Reactor Joyo-Development of Repair Techniques for UCS Replacement of Joyo (II)-
著者 (4件):
資料名:
号: 2014-024  ページ: WEB ONLY  発行年: 2014年07月 
JST資料番号: U0305A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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高速実験炉「常陽」では,計測線付実験装置の不具合に起因した燃料交換機能の一部阻害に係るトラブルを契機に,炉心上部機構の交換作業に係る検討・技術開発を行った。小回転プラグの炉心上部機構案内スリーブ内に挿入された炉心上部機構の交換にあたり,炉心上部機構と炉心上部機構案内スリーブのギャップは最小5mmと小さいため,旧炉心上部機構引抜時の水平度管理が十分でない場合,炉心上部機構と炉心上部機構案内スリーブが干渉し,旧炉心上部機構の変形等が生じるリスクがある。当該リスクに対応するため,ここでは,以下について検討した。(1)高精度な位置・水平度制御機能を有するジャッキアップ治具の開発,(2)干渉発生時に当該方位を同定し,干渉を解消する手法の開発。検討の結果,上記(1)については,3点支持構造を有し厳密な水平度管理(約0.039°以下)が可能な3本のネジジャッキからなるジャッキアップ治具を開発した。また,上記(2)については,各ネジジャッキにロードセルを設置し,旧炉心上部機構が炉心上部機構案内スリーブと干渉した場合に生じる荷重変動を検出することにより,旧炉心上部機構の変形等を防止するとともに,その偏荷重から,干渉位置を同定する手法を開発した。更に,実機大の模擬体を用いた炉外確認試験により,これらが実機作業に適用可能なことを確認した。炉心上部機構の交換作業は,平成26年(2014年)に実施する計画である。本作業の完遂で蓄積される稀少な知見・経験は,「常陽」の復旧のみならず,ナトリウム冷却型高速炉の原子炉容器内保守・補修技術の開発に大きく資するものと期待される。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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液体金属冷却型原子炉  ,  原子炉のその他への用途・利用  ,  原子炉の保守 
引用文献 (7件):

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