特許
J-GLOBAL ID:201503000160613061

非鉄金属冶金スラグの処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-506272
公開番号(公開出願番号):特表2015-519473
出願日: 2013年04月15日
公開日(公表日): 2015年07月09日
要約:
本発明は、鉄および有価金属を含有する非鉄金属冶金スラグを処理して有害物質および有価金属を含まずそのまま原材料または建設資材としての使用に適した清浄なスラグの製造方法に関する。スラグは、スラグの鉄の少なくとも5%が金属に還元されるまで、還元剤(19)の助けによって還元炉(18)内で還元させる。同時に、いくつかの有価金属、たとえば亜鉛、鉛、ヒ素およびカドミウムが気化する。還元炉(18)の内容物は連続的に混合して、スラグからの金属相の分離を防止する。生成されたスラグ・金属混合物(21)は還元炉(18)から取り出し、冷却、破砕および磨鉱されて細粒となる。最後に、金属部分(26)を清浄なスラグ(25)から分離させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
鉄および有価金属を含有する非鉄冶金スラグの処理方法において、該方法は、 ・還元炉(18)にスラグ(14、17、37)を供給する工程と、 ・還元剤(19)を用いて前記還元炉(18)内で前記スラグを還元し、いくつかの有価金属、たとえば銅およびニッケルを金属形態とする工程と、 ・前記スラグの前記鉄の少なくとも5%を金属に還元するとともに、いくつかの有価金属、たとえば亜鉛、鉛、ヒ素およびカドミウムを気化させるまで還元を実施する工程と、 ・前記還元中に前記還元炉(18)の前記内容物を混合し、前記スラグからの金属液滴の沈降を防止する工程と、 ・前記還元炉(18)で生成された溶融スラグ・金属混合物(21)を取り出す工程と、 ・前記スラグ・金属混合物(21)を冷却、破砕および磨鉱する工程と、 ・金属部分(26)を清浄なスラグ(25)から分離するため、前記スラグ・金属混合物を分離ステップ(24)にかける工程とを含み、 ・これによって、そのままでいくつかの実用的な用途に適する清浄なスラグ(25)が製造されることを特徴とする鉄および有価金属を含有する非鉄冶金スラグの処理方法。
IPC (7件):
C22B 7/04 ,  C22B 5/16 ,  F27D 17/00 ,  F27D 3/16 ,  C22B 5/02 ,  F27D 27/00 ,  B01D 53/64
FI (8件):
C22B7/04 A ,  C22B5/16 ,  F27D17/00 104G ,  F27D17/00 105 ,  F27D3/16 Z ,  C22B5/02 ,  F27D27/00 ,  B01D53/34 136Z
Fターム (48件):
4D002AA28 ,  4D002AC10 ,  4D002BA05 ,  4D002BA14 ,  4D002FA10 ,  4K001AA09 ,  4K001AA10 ,  4K001AA19 ,  4K001AA20 ,  4K001AA30 ,  4K001BA12 ,  4K001CA02 ,  4K001CA03 ,  4K001CA04 ,  4K001DA01 ,  4K001DA07 ,  4K001DA10 ,  4K001GA06 ,  4K001GA13 ,  4K001GA19 ,  4K001GB03 ,  4K001GB05 ,  4K001GB09 ,  4K001HA01 ,  4K001HA02 ,  4K001HA03 ,  4K001HA09 ,  4K001HA10 ,  4K001HA11 ,  4K001HA12 ,  4K001JA01 ,  4K055AA00 ,  4K055AA02 ,  4K055AA03 ,  4K055MA02 ,  4K055MA03 ,  4K056AA02 ,  4K056AA05 ,  4K056BA06 ,  4K056BB05 ,  4K056CA09 ,  4K056DB01 ,  4K056DB04 ,  4K056DB13 ,  4K056DB14 ,  4K056DB15 ,  4K056EA13 ,  4K056EA14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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