特許
J-GLOBAL ID:201503000698732800

止血器具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 岡▲崎▼ 信太郎 ,  新井 全
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-068295
公開番号(公開出願番号):特開2015-188608
出願日: 2014年03月28日
公開日(公表日): 2015年11月02日
要約:
【課題】肢体の穿刺部位を圧迫している際に、安全にかつ簡単に圧迫力の低減を行うことができる止血器具を提供する。【解決手段】止血器具1は、肢体の止血すべき部位に巻き付けて固定される帯体2と、帯体2に連結されており、流体を注入することで拡張して部位の止血のための圧迫力を部位に与える拡張部材としてのバルーン5(補助バルーン6)と、拡張部材の圧迫力を低減する際に拡張部材内の一定量の流体を抜く圧力低減部材150と、拡張部材に流体を注入する流体供給部材(シリンジ200)と、を備える。この圧力低減部材150は、一定量の流体を収容するための収容室(例えば第1収容室SP1、第2収容室SP2)と、拡張部材と収容室を仕切っており、移動されることで拡張部材と収容室をつなげて拡張部材内の流体を収容室に導くための仕切り部材160とを有する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
肢体の止血すべき部位に巻き付けて固定される帯体と、 前記帯体に連結されており、流体を注入することで拡張して前記部位の止血のための圧迫力を前記部位に与える拡張部材と、 前記拡張部材に前記流体を注入するための注入路の端部に設けられたコネクタと、 前記コネクタに嵌合可能な第1突出部を有する流体供給部材と、 前記第1突出部と同じ形状を有する前記コネクタに嵌合可能な第2突出部を有し、前記拡張部材の前記圧迫力を低減する際に前記拡張部材内の一定量の前記流体を抜く圧力低減部材と、を備え、 前記コネクタは、 前記コネクタ内に前記流体の流路を閉じている弁体を有しており、 前記弁体は、前記圧力低減部材の前記第2突出部が前記コネクタ内に挿入して接続されると、前記第2突出部により前記弁体が押されて前記コネクタ内の前記流体の流路が開くように構成されており、 前記圧力低減部材は、 前記一定量の前記流体を収容するための収容室を有し、 前記拡張部材が拡張している際、前記第2突出部を前記コネクタに嵌合すると、圧力の差により、前記拡張部材から前記収納室に前記流体が流入する、 ことを特徴とする止血器具。
IPC (1件):
A61B 17/132
FI (1件):
A61B17/12 330
Fターム (3件):
4C160DD33 ,  4C160DD35 ,  4C160MM22
引用特許:
審査官引用 (3件)

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