特許
J-GLOBAL ID:201503000760318240

転がり疲労寿命に優れた鋼

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 横井 健至 ,  横井 知理 ,  横井 宏理
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-165629
公開番号(公開出願番号):特開2015-034324
出願日: 2013年08月08日
公開日(公表日): 2015年02月19日
要約:
【課題】 鋼中の酸素、硫黄、Alの含有量と、MgO-Al2O3系酸化物の平均組成比とその全酸化物中の個数比率を規制し、L1寿命と転がり疲労寿命に優れた機械部品用鋼を提供する。【解決手段】 酸素含有量8ppm以下、硫黄含有量0.008%以下、Al含有量0.005〜0.030%で、鋼材体積1000mm3当りに超音波探傷で検出される介在物径が20μm以上で100μm未満の非金属介在物の個数が12.0個以下で、かつ、超音波探傷で鋼材重量2.5kg当りに検出される介在物径100μm以上の非金属介在物数が2.0個以下で、鋼中に存在するMgO-Al2O3系酸化物のMgO/Al2O3の質量%比を0.25〜1.50とし、MgO-Al2O3系酸化物の全酸化物系介在物中の個数比率を70%以上とした転がり疲労寿命に優れた鋼。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
表面硬さを58HRC以上とする機械部品に用いる鋼であって、鋼中の酸素含有量が質量割合で8ppm以下、硫黄含有量が0.008質量%以下、Al含有量が0.005〜0.030質量%であり、超音波探傷法により鋼材の体積1000mm3当りに検出される介在物径が20μm以上で100μm未満である非金属介在物の個数が12.0個以下であり、かつ、超音波探傷法により鋼材重量2.5kg当りに検出される介在物径が100μm以上である非金属介在物の個数が2.0個以下であり、かつ、鋼中に存在するMgO-Al2O3系酸化物の平均組成における(MgO)/(Al2O3)の質量%比を0.25〜1.50の範囲に規制し、かつ、MgO-Al2O3系酸化物の全酸化物系介在物に占める個数比率を70%以上としたことを特徴とする転がり疲労寿命に優れた鋼。
IPC (1件):
C22C 38/00
FI (1件):
C22C38/00 301Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
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