特許
J-GLOBAL ID:201503002346131115

加圧浮上式スカム分離処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-228726
公開番号(公開出願番号):特開2015-077586
特許番号:特許第5720061号
出願日: 2013年10月16日
公開日(公表日): 2015年04月23日
請求項(抜粋):
【請求項1】 矩形の底面壁とその底面壁の4つの各辺から立ち上がる前後左右の立面壁とを備えた四角立体式の躯体とされその前側立面壁の躯体内手前位置に区画板が立ち上げられて槽が形成されるとともに槽内にはスカム含有汚水と空気溶解水とが一定レベルの水面を保つように導入されてその導入水からは水面にスカムが浮上可能とされた浮上分離槽と、浮上分離槽内の水面以下に対応して傾斜下端が位置し傾斜中途は区画板上端に位置するとともに上端は区画板上端から浮上分離槽外へと傾斜状に伸びるように配置された傾斜板状の掻揚ガイドと、掻揚ガイドの上端を介して浮上分離槽外部に位置するように配置されたスカム排出トラフと、前記スカム排出トラフ内に設けられて脱水機能を備えて回転駆動自在に設けられたスクリュウと、浮上したスカムをスカム排出トラフに向けて掻き寄せ掻き揚げるものとして前記スクリュウと連動する関係で単一の駆動源によって駆動されるようになっているスクレーパとを有し、前記スクレーパは、掻揚ガイドの上部よりも上側方に位置する前軸と、後側立面壁のある水面上に位置する後軸と、前軸と後軸間に配置された中間軸とを備えるとともに、これら各軸の左右両端に設けられたスプロケットを介して左右一対の掻揚連動材が掛けられ、これら掻揚連動材には水面から掻揚ガイド上を介して周回運動をするスクレーパ本体の複数枚が取り付けられている加圧浮上式スカム分離処理装置であって、前記中間軸および中間スプロケットは、先端が掻き寄せ方向に曲がったくの字折り曲げバー状に形成されているとともにその基部が掻揚連動材に前後回転可能に取り付けられた複数本のスクレーパ本体が掻揚ガイドに先端がさしかかる前までは垂直にたれ下がりそののち先端が掻揚ガイド上にさしかかったあとは掻揚連動材からの垂直線に対し相対角度を次第に開いて70度ないし80度の範囲内まで後倒れになりながら掻揚ガイド上に先端が乗った状態で掻き揚げ動作をしてのち前記角度範囲の後倒れの状態を保ちながら掻揚受面上に先端が乗った状態で掻き揚げ動作をするように、掻揚ガイドの傾斜方向中途上側方近くに配置されていることを特徴とする加圧浮上式スカム分離処理装置。
IPC (2件):
C02F 1/40 ( 200 6.01) ,  C02F 1/24 ( 200 6.01)
FI (2件):
C02F 1/40 C ,  C02F 1/24 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-044009
  • 特開昭63-044009
  • 特許第5250921号
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