特許
J-GLOBAL ID:201503002442725328
成形体
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
中山 亨
, 坂元 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-059644
公開番号(公開出願番号):特開2015-096586
出願日: 2014年03月24日
公開日(公表日): 2015年05月21日
要約:
【課題】剛性と耐衝撃性、寸法安定性に優れるポリプロピレン樹脂組成物からなる成形体を提供すること。【解決手段】ポリプロピレン樹脂と、特定の要件を満たすフィラーを含有し、フィラーの含有量が10質量%以上50質量%以下であり、ポリプロピレン樹脂の含有量が50質量%以上90質量%以下であるポリプロピレン樹脂組成物からなり、下記の要件を満たす成形体。(但し、フィラーとポリプロピレン樹脂組成物のそれぞれの含有量の合計を100質量%とする。)要件:成形体に含まれるフィラーの、下記式により求められる配向度が、80%以上であること。 配向度(%)={(180-hwd)/180}×100(式中、hwdは、フィラーの厚み方向に垂直な格子面の方位角強度分布における半値幅(単位:度)を表す。)【選択図】なし
請求項(抜粋):
ポリプロピレン樹脂と、下記の要件(1-a)と要件(1-b)と要件(1-c)の全てを満たすフィラーを含有し、フィラーの含有量が10質量%以上50質量%以下であり、ポリプロピレン樹脂の含有量が50質量%以上90質量%以下であるポリプロピレン樹脂組成物からなり、下記の要件(2)を満たす成形体。(但し、フィラーとポリプロピレン樹脂組成物のそれぞれの含有量の合計を100質量%とする。)
要件(1-a):フィラーのJIS R1629に従ってレーザー回折法により測定したメディアン径D50(L)が10μm以上25μm以下であること。
要件(1-b):フィラーのJIS R1619に従って測定した遠心沈降法によるメディアン径D50(S)が2μm以上8μm以下であること。
要件(1-c):フィラーの下記式(1)により求められるアスペクト比定数が2以上15以下であること。
アスペクト比定数={D50(L)-D50(S)}/D50(S)・・・式(1)
要件(2):成形体に含まれるフィラーの、下記式(2)により求められる配向度が、80%以上であること。
配向度(%)={(180-hwd)/180}×100・・・式(2)
(式中、hwdは、フィラーの厚み方向に垂直な格子面の方位角強度分布における半値幅(単位:度)を表す。)
IPC (3件):
C08L 23/10
, C08K 3/00
, C08K 3/34
FI (3件):
C08L23/10
, C08K3/00
, C08K3/34
Fターム (9件):
4J002BB121
, 4J002BB141
, 4J002BB151
, 4J002BP021
, 4J002DJ046
, 4J002DJ056
, 4J002DL006
, 4J002FA016
, 4J002FD016
引用特許: