特許
J-GLOBAL ID:201503002560401421

内歯車加工機械及び内歯車加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 光石 俊郎 ,  光石 春平 ,  田中 康幸 ,  松元 洋 ,  山田 哲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-193804
公開番号(公開出願番号):特開2015-058505
出願日: 2013年09月19日
公開日(公表日): 2015年03月30日
要約:
【課題】カッタ回転軸に生じた傾斜角を、既存の構成を用いて打ち消して、高精度な加工を行うことができる内歯車加工機械及び内歯車加工方法を提供する。【解決手段】ピニオンカッタ17とワークWとを噛み合わせて同期回転させながら、ピニオンカッタカッタ17に対して切り込み及び送りを与えることにより、ワークWをピニオンカッタ17によって歯切りする内歯車加工機械において、歯切り加工に先立って、ピニオンカッタ17を、カッタ回転軸Bの傾斜角φに応じて、当該カッタ回転軸BがXY平面内において平行移動するように配置して、ピニオンカッタ17におけるワークWとの噛み合い位置を、その周方向にずらすようにする。【選択図】図5
請求項(抜粋):
ワーク回転軸周りに回転可能な被加工内歯車と、カッタ回転軸周りに回転可能な歯車状カッタとを、噛み合わせて同期回転させながら、前記歯車状カッタに対して切り込み及び送りを与えることにより、前記被加工内歯車を前記歯車状カッタによって歯切りする内歯車加工機械において、 前記歯車状カッタを、ワーク回転軸方向と直交する切り込み軸方向に移動させるカッタ切り込み手段と、 前記歯車状カッタを、切り込み軸方向及びカッタ回転軸方向と直交する横軸方向に移動させるカッタ横移動手段と、 前記歯車状カッタを、ワーク回転軸方向と平行となる送り軸方向に移動させるカッタ送り手段と、 前記カッタ回転軸を、切り込み軸方向に延在するカッタ旋回軸周りに旋回させて、当該カッタ回転軸に対して、前記ワーク回転軸との間における軸交差角を与える旋回手段と、 前記軸交差角が与えられた前記カッタ回転軸における、横軸及び送り軸を含んだ第1平面に対する傾斜角を検出する検出手段とを備え、 歯切り加工に先立って、前記カッタ切り込み手段及び前記カッタ横移動手段によって、前記歯車状カッタを、前記検出手段が検出した前記傾斜角に応じて、前記カッタ回転軸が切り込み軸及び横軸を含んだ第2平面内において平行移動するように配置して、前記歯車状カッタにおける前記被加工内歯車との噛み合い位置を、当該歯車状カッタの周方向にずらす ことを特徴とする内歯車加工機械。
IPC (1件):
B23F 5/16
FI (1件):
B23F5/16
Fターム (1件):
3C025AA12
引用特許:
出願人引用 (2件)

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