特許
J-GLOBAL ID:201503002660799229

原油タンカーの燃料供給システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 松浦 孝 ,  小倉 洋樹 ,  藤 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-083417
公開番号(公開出願番号):特開2015-202792
出願日: 2014年04月15日
公開日(公表日): 2015年11月16日
要約:
【課題】原油タンカーの機関区域において、積荷である原油の利用を簡略な構成で可能にする。【解決手段】貨物区域16に原油一時貯蔵タンク29、原油処理ユニット30、処理原油検査タンク32を配置し、非貨物区域17に処理原油タンク44を配置する。ポンプ室14の原油移送ポンプ24を用いて、貨物タンク27内の原油を原油一時貯蔵タンク29へ移送する。原油一時貯蔵タンク29に貯蔵された原油を原油処理装置供給ポンプ26により原油処理ユニット30へと供給する。原油処理ユニット30で、原油の軽質分を蒸発させ、処理原油の引火点を60°Cよりも高くし、処理原油検査タンク32に貯蔵する。その後送油管42を介して、処理原油を非貨物区域17の処理原油タンク44へ移送する。処理原油タンク44の処理原油を機関区域12内のメインエンジン18、ボイラ20、発電機22等に供給し燃料として使用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
貨物タンクに貯蔵された原油を移送するポンプ室に配置された原油移送ポンプと、 前記貨物タンクから移送される原油から軽質分を分離処理して、引火点を機関区域で許容される所定温度を超える温度に引き上げる原油処理装置と、 前記原油処理装置により処理された処理原油の引火点が、前記所定温度以下であるか否かを検査する引火点計測器と、 前記引火点計測器からの前記処理原油を一時的に貯蔵する処理原油検査タンクと、 前記処理原油検査タンクから移送される前記処理原油を貯蔵する処理原油タンクとを備え、 前記原油処理装置、前記引火点計測器、前記処理原油検査タンクが貨物区域に配置され、前記処理原油タンクが非貨物区域に配置される ことを特徴とする原油タンカーの燃料供給システム。
IPC (3件):
B63H 21/38 ,  B63B 11/04 ,  B63B 25/08
FI (3件):
B63H21/38 B ,  B63B11/04 B ,  B63B25/08 B
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭50-076773
  • 特公昭50-005477
  • 舶用燃料油供給装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-094171   出願人:三井造船株式会社
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