特許
J-GLOBAL ID:201503002730466051

恒温槽付圧電発振器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-179576
公開番号(公開出願番号):特開2015-050540
出願日: 2013年08月30日
公開日(公表日): 2015年03月16日
要約:
【課題】圧電振動素子が存在する雰囲気中からリード部へ熱が移動する時間を短縮させ圧電振動素子の周波数を高い精度で制御でき、ヒータ部の消費電力を抑えることができる恒温槽付圧電発振器を提供する。【解決手段】底板部材110と、接続ピン160により底板部材110から間隔をあけて設けられたプリント基板部120と、プリント基板部120に搭載されている圧電振動子130と、圧電振動子130を加熱するヒータ部140と、圧電振動子130に電気的に接続され発振回路を構成しつつヒータ部の温度制御する電子回路を構成している複数の電子部品素子150と、プリント基板部120、圧電振動子130、ヒータ部140、及び電子素子150を底板部材110で覆う蓋部材160と、を少なくとも備えており、圧電振動子130のリード部136とプリント基板部120とがリード部136より細くかつ熱伝導性の高い線材部180により接続されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
底板部材と、 前記底板部材の一方の主面上に、前記底板部材から所定の間隔をあけて設けられたプリント基板部と、 前記プリント基板部に設けられた圧電振動子と、 前記プリント基板部に設けられ前記圧電振動子を加熱するヒータ部と、 前記プリント基板部に設けられ、前記圧電振動子と電気的に接続し少なくとも発振回路を構成するとともに、前記ヒータ部の温度制御するための電子回路を構成する複数の電子素子と、 前記電子素子と電気的に接続し、かつ前記プリント基板部を前記底板部材の一方の主面上に保持しつつ、前記底板部材を貫通して前記底板部材の他方の主面側まで突出して設けられた複数の接続ピンと、 前記プリント基板部、前記圧電振動子、前記ヒータ部、及び前記電子素子とを覆うように前記底板部材に取り付けられた蓋部材と、 を備えた恒温槽付圧電発振器であって、 前記圧電振動子は、圧電振動子本体部と、二つ一対のリード部と、からなり、 前記圧電振動子本体部は、基部と、前記基部の一方の主面から突出している二つ一対の保持部と、前記保持部に接続固着されている圧電振動素子と、前記圧電振動素子を前記基部とで気密封止している金属カバー部と、を備えており、 前記リード部は、前記基部の内部にて前記保持部と電気的に接続された状態で前記基部の他方の主面から突出しており、 前記リード部と所定の前記電子素子と電気的に接続されるように、前記リード部と前記プリント基板部とが前記リード部より細くかつ熱伝導性の高い線材部により電気的に接続されている ことを特徴とする恒温槽付圧電発振器。
IPC (1件):
H03B 5/32
FI (2件):
H03B5/32 H ,  H03B5/32 A
Fターム (11件):
5J079AA04 ,  5J079BA02 ,  5J079BA39 ,  5J079BA41 ,  5J079CA04 ,  5J079CA12 ,  5J079HA06 ,  5J079HA16 ,  5J079HA25 ,  5J079HA29 ,  5J079KA05
引用特許:
出願人引用 (3件)

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