特許
J-GLOBAL ID:201503003319189524

微分位相コントラスト撮像における複数オーダの位相調整のためのソース格子対位相格子距離の位置合わせ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人M&Sパートナーズ
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-527994
公開番号(公開出願番号):特表2015-529510
出願日: 2013年08月20日
公開日(公表日): 2015年10月08日
要約:
本発明は、微分位相コントラスト撮像用のX線撮像システムにおける位置ずれの処理に関する。微分位相コントラスト撮像システムにおける、製造及びメンテナンスのための事前調整及び調節の要件の軽減を提供するために、X線源14及びX線の検出器16と、ソース格子20、位相格子22、及び分析格子24を有し、ソース格子はXソースと位相格子との間に配置され、分析格子は位相格子と検出器との間に配置される、格子アレンジメント18とを具備する微分位相コントラストセットアップ12を有する、微分位相コントラスト撮像用のX線撮像システム10が提供される。更に、検査中の対象物と少なくとも1つの格子との間の相対的移動のための移動アレンジメントが提供され、処理ユニット32、及びソース格子を並進させるための並進アレンジメント34も提供される。位相格子、分析格子、及び検出器は、干渉計ユニット36内に位相格子と分析格子とが互いに平行に据え付けられる固定の干渉計ユニットとして提供される。ソース格子は、検出器の平面においてモアレ縞が検出可能であるように、干渉計ユニットに対して位置ずれされる。処理ユニットは、X線放射に際して検出器によって提供される信号におけるモアレパターンを検出する。処理ユニットは更に、所定のモアレパターンを達成するためにソース格子を並進させるための並進信号38を計算する。並進アレンジメントは、並進信号の値に基づいて、ソース格子の位置決めを少なくともX線投射方向30に調節する。
請求項(抜粋):
X線源及びX線の検出器と、 ソース格子、位相格子、及び分析格子を有し、前記ソース格子は前記Xソースと前記位相格子との間に配置され、前記分析格子は前記位相格子と前記検出器との間に配置される、格子アレンジメントと、 検査中の対象物と少なくとも1つの格子との間の相対的移動のための移動アレンジメントと、 を具備する微分位相コントラストセットアップと、 処理ユニットと、 前記ソース格子を並進させるための並進アレンジメントと、 を有し、 前記位相格子、前記分析格子、及び前記検出器は、干渉計ユニット内に前記位相格子と前記分析格子とが互いに平行に据え付けられる固定の当該干渉計ユニットとして提供され、 前記ソース格子は、前記検出器の平面においてモアレ縞が検出可能であるように、前記干渉計ユニットに対して位置ずれされ、 前記処理ユニットは、X線放射に際して前記検出器によって提供される信号内のモアレパターンを検出し、 前記処理ユニットは更に、所定のモアレパターンを達成するために前記ソース格子を並進させるための並進信号を計算し、 前記並進アレンジメントは、前記並進信号の値に基づいて、前記ソース格子の位置決めを少なくともX線投射方向に調節する、 微分位相コントラスト撮像用のX線撮像システム。
IPC (2件):
A61B 6/00 ,  A61B 6/06
FI (2件):
A61B6/00 330Z ,  A61B6/06 333
Fターム (8件):
4C093AA07 ,  4C093AA14 ,  4C093CA16 ,  4C093CA32 ,  4C093EA14 ,  4C093EB17 ,  4C093EB22 ,  4C093EB26
引用特許:
出願人引用 (4件)
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