特許
J-GLOBAL ID:201503003427600817

回転割り出し装置を備えた工作機械の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): あいわ特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-223591
特許番号:特許第5710730号
出願日: 2013年10月28日
要約:
【課題】回転テーブルを駆動する駆動モータが、加工負荷の影響で過負荷状態やオーバヒートになることを防止する。 【解決手段】加工負荷によって回転テーブルが回転させられる。駆動モータは回転テーブルを位置決めされた目標位置に戻そうとして出力トルクを増大させる。出力トルクが上限トルクTmaxに達したとき、又は許容トルクTp以上の出力トルクが所定時間ΔT継続したとき、駆動モータに指令する目標位置を変更することによって、出力トルクの低下を促す。これより駆動モータの過負荷状態、オーバヒートを防止する。出力トルクが許容トルクTpより小さくなると、駆動モータの位置偏差を0にするように目標位置を変更し、速やかに位置ずれを戻す。これにより、加工誤差を少なくし、加工精度を向上させる。 【選択図】 図4
請求項(抜粋):
【請求項1】 ワークを載置し固定する回転テーブルと、該回転テーブルをクランプするクランプ機構と、回転位置、速度を制御するモータ制御部を備え前記回転テーブルを回転駆動する駆動モータとから構成された回転割出し装置を備えた工作機械の制御装置において、 前記駆動モータの出力トルクを検出する駆動モータ出力トルク検出手段と、 前記モータ制御部から位置偏差を検出する位置偏差検出手段と、 前記クランプ機構によって前記回転テーブルを所定の回転角度位置の目標位置にクランプし、回転テーブルに載置されたワークを加工中に、前記駆動モータ出力トルク検出手段により検出した駆動モータの出力トルクが、予め設定された許容トルク以上で所定時間経過するか、または予め設定された上限トルクに達したことを条件として、前記検出した出力トルクが許容トルク以上のときは、駆動モータの出力トルクが0になる方向に、前記検出した出力トルクが許容トルクより小さい場合は検出された位置偏差を0にする方向に、一定量ずつ目標位置を変更する目標位置変更手段と、 を有することを特徴とする回転割出し装置を備えた工作機械の制御装置。
IPC (4件):
G05B 19/18 ( 200 6.01) ,  B23Q 15/00 ( 200 6.01) ,  B23Q 16/02 ( 200 6.01) ,  B23Q 16/06 ( 200 6.01)
FI (4件):
G05B 19/18 X ,  B23Q 15/00 C ,  B23Q 16/02 A ,  B23Q 16/06 Z
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 同期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-005924   出願人:ファナック株式会社
  • 特開昭63-068906
  • 刃具欠損監視方法及び装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-351333   出願人:大同特殊鋼株式会社

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