特許
J-GLOBAL ID:201503003896877030

電動圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-078358
公開番号(公開出願番号):特開2015-200200
出願日: 2014年04月07日
公開日(公表日): 2015年11月12日
要約:
【課題】電気回路を備える電動圧縮機において、体格の小型化を図ること、および電気回路の構成部材を充分に冷却することの両立を図る。【解決手段】インバータ40の構成部材を取り付ける取付面12bが形成されたサブハウジング12に、インバータ40側へ突出する段差部12cを設け、段差部12cの内部に低圧冷媒を流入させる第1吸入空間S1を形成する。また、サブハウジング12の取付面12bの反対側の面側にシャフト形成部材13の平板部13aを配置し、サブハウジング12と平板部13aとの間の低圧冷媒を流入させる第2吸入空間S2を形成する。さらに、サブハウジング12を伝熱性に優れる金属で形成することによって、段差部12cの取付面14cおよびサブハウジング12の取付面12bに取り付けられた構成部材IG、C、Hと第1、第2吸入空間S1、S2内の低圧冷媒との間の熱移動を可能とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
流体を圧縮して吐出する圧縮機構(20)と、 前記圧縮機構(20)を駆動する回転駆動力を出力する電動モータ(30)と、 前記圧縮機構(20)および前記電動モータ(30)を収容するハウジング(10)と、 前記ハウジング(10)に固定されて前記電動モータ(30)に電力を供給する電気回路(40)と、を備える電動圧縮機であって、 前記ハウジング(10)は、前記電動モータ(30)が収容されるモータ収容空間(10a)と前記電気回路(40)が配置される電気回路配置空間(10b)とを区画する区画部材(12)を有し、 前記区画部材(12)の内部であって前記電気回路配置空間(10b)側には、前記圧縮機構(20)に吸入される吸入流体を流入させる第1吸入空間(S1)が形成されており、 前記区画部材(12)には、前記電気回路配置空間(10b)側から前記第1吸入空間(S1)を閉塞するとともに、前記電気回路(40)を構成する構成部材(IG、C、H)の少なくとも一部が接触して配置される第1蓋部材(14)が取り付けられており、 さらに、前記区画部材(12)には、前記モータ収容空間(10a)内に配置されて前記区画部材(12)との間に前記吸入流体を流入させる第2吸入空間(S2)を形成する第2蓋部材(13a)が取り付けられており、 前記第2吸入空間(S2)は、前記圧縮機構(20)の吸入口(13d)側に連通しており、 前記区画部材(12)の内部には、前記第1吸入空間(S1)と前記第2吸入空間(S2)とを連通させる吸入流体連通路(X)が形成されており、 前記区画部材(12)は、前記電動モータ(30)の回転軸に垂直な方向から見たときに、前記第1蓋部材(14)の取付面と前記第2蓋部材(13a)の取付面が前記回転軸の軸方向にずれていることによって段差を有する形状に形成されていることを特徴とする電動圧縮機。
IPC (4件):
F04B 39/06 ,  F04B 39/00 ,  F04C 29/00 ,  F04C 29/04
FI (4件):
F04B39/06 Q ,  F04B39/00 106Z ,  F04C29/00 T ,  F04C29/04 H
Fターム (14件):
3H003AA05 ,  3H003AB05 ,  3H003AB06 ,  3H003AC03 ,  3H003BE09 ,  3H003CD01 ,  3H003CF01 ,  3H129AA04 ,  3H129AA15 ,  3H129AA16 ,  3H129AB03 ,  3H129BB12 ,  3H129CC24 ,  3H129CC27
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 電動圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-355228   出願人:松下電器産業株式会社
  • 回転型圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-142867   出願人:株式会社デンソー, 株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 空気調和機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-256224   出願人:パナソニック株式会社

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