特許
J-GLOBAL ID:201503004246405555
繊維強化複合材の成形方法および繊維強化複合材の成形装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人森本国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-146188
公開番号(公開出願番号):特開2015-016649
出願日: 2013年07月12日
公開日(公表日): 2015年01月29日
要約:
【課題】強化繊維が連続繊維である熱可塑性繊維強化複合材を成形して、ボスまたはリブを、成形品の本体部と同時に、該成形品と一体形成できる繊維強化複合材の成形方法を提供する。【解決手段】第1金型10と第2金型12の型閉め途中で、ボスまたはリブを成形するための凹み形状14が設けられている第2金型12のキャビティ形成面13が、繊維強化複合材15に接触すると、その型閉めを一時停止する。この停止の間に、凹み形状14が設けられている第2金型12のキャビティ形成面13の温度が、第1金型10のキャビティ形成面11の温度よりも高く設定されている環境で、繊維強化複合材15を加熱する。その後、第1金型10と第2金型12とを型閉めして、繊維強化複合材15を加圧することで、金型のキャビティ内で繊維強化複合材15を流動させ、凹み形状14内へ繊維強化複合材15を流入させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
強化繊維とマトリックス樹脂を含む熱可塑性繊維強化複合材を、キャビティ形成面を有する金型内に配置し、前記金型内で前記熱可塑性繊維強化複合材を加熱および加圧した後、前記熱可塑性繊維強化複合材を冷却することにより、前記熱可塑性繊維強化複合材からなる成形品を得る成形方法であって、
第1金型と第2金型の型閉め途中で、前記第1金型のキャビティ形成面と前記第2金型のキャビティ形成面のうち、ボスまたはリブを成形するための凹み形状が設けられている一方のキャビティ形成面が、前記熱可塑性繊維強化複合材に接触すると、前記型閉めを一時停止して、その型閉めが停止したときの位置で前記第1金型と前記第2金型を所定期間保持し、前記第1金型と前記第2金型を備える前記金型に設けられた加熱回路により、前記凹み形状が設けられている一方のキャビティ形成面の温度が、他方のキャビティ形成面の温度よりも高く設定されている環境で、前記熱可塑性繊維強化複合材を加熱する加熱工程と、
前記第1金型と前記第2金型とを型閉めして、前記熱可塑性繊維強化複合材を加圧することで、前記金型のキャビティ内で前記熱可塑性繊維強化複合材を流動させ、前記凹み形状内へ前記熱可塑性繊維強化複合材を流入させる加圧工程と、
前記金型に設けられた冷却回路により、前記第1金型のキャビティ形成面と前記第2金型のキャビティ形成面を冷却して、前記熱可塑性繊維強化複合材を冷却する冷却工程と、
前記第1金型と前記第2金型を型開きして、前記成形品を得る工程と、
を具備することを特徴とする繊維強化複合材の成形方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (10件):
4F204AC03
, 4F204AD16
, 4F204AG01
, 4F204AH42
, 4F204AR06
, 4F204FA01
, 4F204FB01
, 4F204FG09
, 4F204FN11
, 4F204FN15
引用特許:
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