特許
J-GLOBAL ID:201503005128983924

スタータ用電磁スイッチ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 石黒 健二 ,  長谷 真司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-019458
公開番号(公開出願番号):特開2015-145660
出願日: 2014年02月04日
公開日(公表日): 2015年08月13日
要約:
【課題】より汎用性に優れた仕方でピニオンとリングギヤとが当接する実際のタイミングを正確に検出可能なスタータ用電磁スイッチ装置を提供する。【解決手段】電磁スイッチ装置は、ピニオン押出用ソレノイドSL1の第1プランジャの最大移動時を、モータ通電用ソレノイドSL2の磁気回路の磁束変化で把握する。この磁束変化は、ストッパと第1プランジャとの衝突によってモータ通電用ソレノイドSL2の磁気回路形成部材が変形または変位することにより生じる。これによれば、第1プランジャの最大移動時にピニオンとリングギヤとが当接もしくは噛み合う設定としておけば、確実に、ピニオンとリングギヤとが当接するもしくは噛み合うタイミングの後にモータを回転することができ、ピニオンとリングギヤとの噛み合い不良を回避できる。【選択図】図6
請求項(抜粋):
エンジンのリングギヤ(R)に噛み合うピニオン(8)にモータ(5)の回転力を伝達して前記エンジンを始動させるスタータ(2)に用いられ、 第1のコイル(14)への通電により発生する磁力によって前記第1のコイル内を軸方向一端側へ移動する第1プランジャ(16)と、前記第1プランジャ(16)の軸方向一端側に対向配置されて磁気回路の一部を形成する第1コア(15)とを有し、前記第1プランジャ(16)が前記第1コア(15)に吸引されることで前記ピニオン(8)を前記リングギヤ(R)に向けて押し出すピニオン押出用ソレノイド(SL1)と、 第2のコイル(30)への通電により発生する磁力によって、前記モータ(5)の通電回路に設けられたメイン接点を閉成するモータ通電用ソレノイド(SL2)とを備え、 前記第1のコイル(14)への通電を開始した後に、前記第2のコイル(30)への通電を開始するスタータ用電磁スイッチ装置であって、 前記第1プランジャ(16)の軸方向一端側への移動を規制することにより、前記第1プランジャ(16)の軸方向一端側への最大移動量を決定するストッパ(25)と、 前記モータ通電用ソレノイド(SL2)の磁気回路の一部を形成する部材であって、前記第1プランジャ(16)が前記ストッパ(25)に当接する際の衝撃によって変位または変形を生じる第2コア(31)と、 前記第2コア(31)の変位または変形による前記モータ通電用ソレノイド(SL2)の磁気回路における磁束変化を検出する検出手段(4)と、 前記検出手段(4)の検出結果に基づいて前記第2のコイル(30)への通電開始のタイミングを決定する通電タイミング決定手段(4)とを具備することを特徴とするスタータ用電磁スイッチ装置。
IPC (3件):
F02N 11/08 ,  F02N 11/00 ,  F02N 15/00
FI (3件):
F02N11/08 W ,  F02N11/00 R ,  F02N15/00 E
引用特許:
審査官引用 (2件)

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