特許
J-GLOBAL ID:201503006098930835

回転磁界センサおよびそれを用いた角度決定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 星宮 勝美 ,  渡邊 和浩 ,  城澤 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-053171
公開番号(公開出願番号):特開2015-175755
出願日: 2014年03月17日
公開日(公表日): 2015年10月05日
要約:
【課題】複数の検出回路を備えた回転磁界センサにおいて、1つの検出回路が故障しても正しい角度検出値を出力する。【解決手段】回転磁界センサ1は、出力信号S1〜S4を生成する4個の検出回路と、演算部50を備えている。演算部50では、それぞれ3個の検出回路からなる4個の第1検出回路グループが規定されていると共に、各第1検出回路グループの中に、2個の検出回路からなる3個の第2検出回路グループが規定されている。演算部50は、全ての第2検出回路グループについて、2個の検出回路の出力信号に基づいて角度値を算出し、3個の第2検出回路グループに対応する3個の角度値の全てが所定の大きさの角度範囲内に含まれる正常な第1検出回路グループを抽出し、それに属する全ての第2検出回路グループに対応する全ての角度値のうちの少なくとも1つに基づいて角度検出値θsを決定する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
基準位置における回転磁界の方向が基準方向に対してなす角度を検出する回転磁界センサであって、 それぞれ、少なくとも1つの磁気検出素子を含み、前記回転磁界の方向に対応した出力信号を生成するN個の検出回路と、 前記N個の検出回路のN個の出力信号を用いて、前記基準位置における前記回転磁界の方向が前記基準方向に対してなす角度と対応関係を有し前記回転磁界センサが出力する角度検出値を決定する演算を行う演算部とを備え、 前記演算部では、前記N個の検出回路の中から選択されたM個の検出回路からなるG個の第1検出回路グループが規定されていると共に、前記G個の第1検出回路グループの各々の中に、M個の検出回路の中から選択されたm個の検出回路からなるg個の第2検出回路グループが規定され、 Nは、4以上の整数であり、 Mは、3以上(N-1)以下の整数であり、 前記N個の検出回路の各々は、1個以上(G-1)個以下の第1検出回路グループに属し、 mは、2以上(M-1)以下の整数であり、 gは、M/m以上MCm以下の整数であり、 1つの第1検出回路グループ内で、前記M個の検出回路の各々は、1個以上(g-1)個以下の第2検出回路グループに属し、 前記演算部は、 全ての第2検出回路グループの各々について、前記m個の検出回路のm個の出力信号に基づいて、前記基準位置における前記回転磁界の方向が前記基準方向に対してなす角度と対応関係を有する角度値を算出する角度計算部と、 前記G個の第1検出回路グループから、1つ以上の正常な第1検出回路グループであって、それに属するg個の第2検出回路グループに対応するg個の角度値の全てが所定の大きさの角度範囲内に含まれる1つ以上の正常な第1検出回路グループを抽出し、前記1つ以上の正常な第1検出回路グループに属する全ての第2検出回路グループに対応する全ての角度値のうちの少なくとも1つに基づいて前記角度検出値を決定する角度決定部とを有することを特徴とする回転磁界センサ。
IPC (1件):
G01D 5/244
FI (2件):
G01D5/244 K ,  G01D5/244 J
Fターム (12件):
2F077AA01 ,  2F077AA23 ,  2F077CC02 ,  2F077CC08 ,  2F077NN02 ,  2F077NN04 ,  2F077NN17 ,  2F077PP14 ,  2F077QQ06 ,  2F077TT13 ,  2F077TT16 ,  2F077TT42
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る