特許
J-GLOBAL ID:201503006490903900

内燃機関および内燃機関のカバー取付構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮園 博一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-265157
公開番号(公開出願番号):特開2015-121145
出願日: 2013年12月24日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
【課題】エンジン本体の熱影響を受けてカバー部材が変形しやすい場合であっても、クランクシャフトに対するオイルシールの位置ずれが抑制されてオイルが漏れ出るのを抑制することが出来る。【解決手段】クランクシャフトに装着されるオイルシールと、オイルシールを固定するためのオイルシール固定部およびエンジン本体10に取り付けるための段付ボルト90が挿入される複数の貫通孔22bを含む樹脂製のタイミングチェーンカバー(TCC)20と、TCCとエンジン本体との間に配置されたシール部材5とを備える。TCCは、シール部材を介してエンジン本体から離間した状態で段付ボルトによりエンジン本体に取り付けられており、TCCの貫通孔の内径d1は、貫通孔の内側面22eと段付ボルトの外側面92aとの間にTCCの熱膨張または熱収縮の少なくとも一方による貫通孔の位置ずれを吸収可能な大きさの隙間Sが生じるような大きさに設定される。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内燃機関本体のクランクシャフトに装着されるオイルシールと、 前記クランクシャフトに装着された前記オイルシールを固定するためのオイルシール固定部と、前記内燃機関本体に取り付けるための第1締結部材が挿入される複数の第1本体取付孔とを含む樹脂製のカバー部材と、 前記カバー部材の前記複数の第1本体取付孔の近傍の内側において、前記カバー部材と前記内燃機関本体との間に配置されたシール部材とを備え、 前記カバー部材は、前記シール部材を介して前記内燃機関本体から離間した状態で前記第1締結部材により前記内燃機関本体に取り付けられており、 前記カバー部材の前記第1本体取付孔の内径は、前記第1本体取付孔と前記第1本体取付孔に挿入された前記第1締結部材との間に、前記樹脂製のカバー部材の熱膨張または熱収縮の少なくとも一方による前記第1本体取付孔の位置ずれを吸収可能な大きさの隙間が生じるような大きさに設定されている、内燃機関。
IPC (2件):
F02F 7/00 ,  F02F 11/00
FI (2件):
F02F7/00 K ,  F02F11/00 J
Fターム (7件):
3G024AA39 ,  3G024AA73 ,  3G024BA21 ,  3G024DA18 ,  3G024GA28 ,  3G024GA29 ,  3G024HA13
引用特許:
審査官引用 (5件)
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