特許
J-GLOBAL ID:201503006948733936

円形材の製造方法及びそれに用いられる鍛造装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): アセンド特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-136357
公開番号(公開出願番号):特開2015-009256
出願日: 2013年06月28日
公開日(公表日): 2015年01月19日
要約:
【課題】生産効率の低下を抑制しつつ、偏肉の発生を抑制できる円形材の製造方法を提供する。【解決手段】本実施形態の鍛造装置(1)は、一対の金型(2)及び(3)を備える。一方の金型(3)は、筒部材(5)と円形部材(4)とを備える。円形部材(4)は、筒部材(5)と同軸に筒部材(5)内に配置される。本実施形態の製造方法では、一対の金型(2)及び(3)の間に円柱素材(10)を配置する。さらに、筒部材(5)を軸方向CL方向にスライドして、円形部材(4)よりも他方の金型(2)側に突き出す。続いて、据込鍛造を実施して、円柱素材(10)を筒部材5の内周面(51)に接触させる。続いて、筒部材(5)を後退させて円柱素材(10)から引き抜く。その後、据込鍛造を実施して、径方向に広がる円柱素材(10)を、円形部材(4)の表面だけでなく、後退後の筒部材(5)の端面(52)にも接触させる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
円柱素材に対して据込鍛造を実施して円形材を製造する製造方法であって、 互いに対向して配置される第1及び第2の金型を備え、前記第1の金型は、横断形状が円である内周面と前記第2の金型に対向して配置される端面とを有する筒部材と、前記筒部材と同軸に前記筒部材内に配置される円形部材とを含む鍛造装置の前記第1及び第2の金型の間に、前記筒部材の内径よりも小さい外径を有する円柱素材を配置する工程と、 前記筒部材を前記円形部材に対して相対的に前進させて前記円形部材よりも前記第2の金型側に突き出す工程と、 前記筒部材を突き出した後、前記円柱素材に対して据込鍛造を実施して、前記円柱素材を前記筒部材の前記内周面に接触させる工程と、 前記円柱素材が前記内周面に接触した後、突き出された前記筒部材を前記円形部材に対して相対的に後退させて、前記筒部材を前記円柱素材から引き抜く工程と、 前記筒部材を引き抜いた後、前記円柱素材に対して据込鍛造を実施して、後退後の前記筒部材の前記端面に前記円柱素材を接触させる工程とを備える、製造方法。
IPC (1件):
B21J 5/08
FI (1件):
B21J5/08 Z
Fターム (3件):
4E087CA33 ,  4E087HA01 ,  4E087HB08
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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