特許
J-GLOBAL ID:201503007411018774

竹破砕片乾燥選別システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平井 安雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-082707
公開番号(公開出願番号):特開2015-203523
出願日: 2014年04月14日
公開日(公表日): 2015年11月16日
要約:
【課題】 伐採した竹の破砕で得られた竹破砕片を簡略な機構で効率よく乾燥すると共に、乾燥した竹破砕片のみを適切に選別供給して、燃料として有効且つ経済的に利用可能とする竹破砕片乾燥選別システムを提供する。【解決手段】 所定の大きさに破砕された竹破砕片100を破砕片収容部10の内部空間10aに入れ、下部から上向きに空気を送り込むと、空気との継続的な接触で竹破砕片100が水分を奪われて乾燥していくと共に、乾燥して密度を低下させた竹破砕片のみ空気による浮遊高さを上げ、内部空間上端部から次の破砕片通路部20に進む状態となって、結果として乾燥した竹破砕片を選別して取り出せることにより、伐採した竹を破砕したものから、乾燥した竹破砕片のみを効率よく取り出し、この乾燥した竹破砕片を順次供給して、一般的な燃料と同様に継続的に燃焼させられる燃料として活用可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
上下方向に所定長さ連続する内部空間を設けられてなり、当該内部空間にあらかじめ破砕し且つ大きさを揃えた竹破砕片を入れられると共に、空気を下方から送り込まれる破砕片収容部と、 当該破砕片収容部の内部空間上端部に連通して所定長さ連続し、破砕片収容部から出た空気及び竹破砕片を通す破砕片通路部と、 前記破砕片通路部の所定箇所を横断する状態で配設され、破砕片通路部を進行してきた空気を破砕片通路部での進行方向へそのまま通す一方、竹破砕片は通さないフィルタ部と、 前記破砕片通路部におけるフィルタ部の下方に位置し、フィルタ部を通過できず破砕片通路部終端部から落下した竹破砕片を収容する所定の内部空間を設けられる破砕片回収部と、 当該破砕片回収部に収容された竹破砕片を、当該竹破砕片を燃焼させる所定の燃焼装置に移送する移送手段と、 前記破砕片収容部の内部空間に向けて空気を送り出して、内部空間の竹破砕片を浮遊状態とする送風部と、 前記破砕片収容部の内部空間下部に対し、破砕片収容部内で竹破砕片が少なくとも移動可能な状態を維持する量だけ連続的又は断続的に新たな竹破砕片を供給する破砕片供給部とを備え、 前記送風部を出て破砕片収容部に送り込まれる空気は、当該空気により浮遊状態となる竹破砕片のうち、所定の密度以下の竹破砕片を破砕片収容部の上端部に到達させて破砕片通路部に進入させる一方、前記所定の密度より大きい竹破砕片は破砕片収容部の上端部に到達させない程度の所定風量に維持され、 前記破砕片通路部は、破砕片収容部から出た空気の進行に伴って、破砕片収容部から出た竹破砕片が少なくとも前記フィルタ部まで到達可能となる長さに設定されることを 特徴とする竹破砕片乾燥選別システム。
IPC (4件):
F26B 3/06 ,  F23G 5/033 ,  F23G 5/04 ,  F23K 3/16
FI (4件):
F26B3/06 ,  F23G5/033 A ,  F23G5/04 D ,  F23K3/16 302
Fターム (11件):
3K065AA24 ,  3K065AB01 ,  3K065AC17 ,  3K065BA06 ,  3K065CA02 ,  3K065CA13 ,  3L113AA05 ,  3L113AB03 ,  3L113BA05 ,  3L113DA02 ,  3L113DA03
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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