特許
J-GLOBAL ID:201503007713736730
ベーン型圧縮機
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (7件):
安島 清
, 高梨 範夫
, 山東 元希
, 小河 卓
, 村田 健誠
, 大谷 元
, 横井 堅太郎
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-553080
特許番号:特許第5657143号
出願日: 2012年01月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】 冷媒を圧縮する圧縮要素が、
円筒状の内周面が形成されたシリンダーと、
該シリンダーの内部において、前記内周面の中心軸と所定の距離ずれた回転軸を中心に回転する円筒形状のローター部、及び、該ローター部に外部からの回転力を伝達する回転軸部を有したローターシャフトと、
前記シリンダーの前記内周面の一方の開口部を閉塞し、主軸受部によって前記回転軸部を支承するフレームと、
前記シリンダーの前記内周面の他方の開口部を閉塞し、主軸受部によって前記回転軸部を支承するシリンダーヘッドと、
前記ローター部に設けられ、前記ローター部内から突出する先端部が外側に凸となる円弧形状に形成された少なくとも1枚のベーンと、
を備えたベーン型圧縮機において、
前記ベーンの前記先端部の前記円弧形状の法線と、前記シリンダーの前記内周面の法線とが常にほぼ一致する状態で、前記ベーン、前記ローター部の外周部、及び前記シリンダーの前記内周面によって囲まれる空間で冷媒を圧縮するように前記ベーンを支持し、前記ベーンを前記ローター部に対して回転可能かつ略遠心方向に移動可能に支持し、前記ベーンの前記先端部が前記シリンダーの前記内周面側に最大限移動した場合に、該先端部と該内周面との所定の間隙を有するように保持するベーン支持手段を備え、
前記ベーン支持手段は、
前記ローター部の外周部近傍に、前記ローター部の中心軸方向に垂直な断面が略円形となるように該中心軸方向に貫通したブッシュ保持部と、
該ブッシュ保持部の中に挿入される一対の略半円柱状物であり、前記ブッシュ保持部内で前記ベーンを挟持するブッシュと、
前記ベーンの前記内周面中心側の端面が、前記ローター部に接触しないように、前記ローター部において該ローター部の中心軸方向に貫通した第1ベーン逃がし部と、
によって構成され、
前記ベーンは、前記フレーム側かつ前記ローター部の中心側の端面近傍、及び、前記シリンダーヘッド側かつ前記ローター部の中心側の端面近傍に設けられた一対の部分リング形状のベーンアライナー部を有し、
前記フレーム及び前記シリンダーヘッドの前記シリンダー側の端面に、前記シリンダーの前記内周面と同心の凹部又は溝部が形成され、
前記ベーンアライナー部は、前記凹部又は前記溝部内に嵌入され、該凹部又は該溝部の外周面であるベーンアライナー軸受部で支承され、
前記ローターシャフトは、前記ローター部と前記回転軸部とが一体に形成されて構成され、
前記ベーンにおける前記シリンダーの前記内周面の中心である内周面中心側の端面が、前記ベーンの前記ローター部に対する回転中心よりも常に前記ローター部の内側に位置する
ことを特徴とするベーン型圧縮機。
IPC (1件):
FI (6件):
F04C 18/344 361 E
, F04C 18/344 351 J
, F04C 18/344 351 B
, F04C 18/344 351 M
, F04C 18/344 351 U
, F04C 18/344 351 H
引用特許:
出願人引用 (3件)
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ベーン軸支型回転圧縮機
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-161078
出願人:大可博義
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特公昭52-047571
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特開昭53-008809
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