特許
J-GLOBAL ID:201503007740789099

ねじり振動ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 江崎 光史 ,  鍛冶澤 實 ,  篠原 淳司 ,  清田 栄章
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-520879
公開番号(公開出願番号):特表2015-522144
出願日: 2013年06月20日
公開日(公表日): 2015年08月03日
要約:
【課題】 それぞれ最良なマスダンパ作用及び緩衝作用を生じさせるようにマスダンパシステム及び追加質量がねじり振動ダンパの部材に結合されるよう、マスダンパシステム及び追加質量を有するねじり振動ダンパを提供すること。【解決手段】 駆動部2と被駆動部3の間の作用結合の形成に寄与するクラッチ装置4のためのねじり振動ダンパ1において、クラッチ要素6が径方向内方の緩衝装置7の入力部11に作用結合され、径方向外方の緩衝装置の出力部14が、追加質量10を介して駆動部3に作用結合されている一方、径方向内方の緩衝装置7の出力部12が、結合装置15を介して、径方向外方の緩衝装置の入力部13に作用結合されており、その結果、追加質量10及び結合装置15が互いに相対的に移動可能に設けられている。
請求項(抜粋):
駆動部(2)と被駆動部(3)の間の作用結合の形成に寄与するクラッチ装置(4)のためのねじり振動ダンパ(1)であって、前記クラッチ装置が、前記駆動部(2)と前記被駆動部(3)の間の作用結合を形成可能な係合位置と、この作用結合が解除される係合解除位置の間で変位可能なクラッチ要素(6)とを有するクラッチシステム(5)と、径方向のずれをもって互いに配置された少なくとも2つの緩衝装置(7,8)とを備えており、該緩衝装置には、この両緩衝装置(7,8)間で作用する少なくとも1つのマスダンパシステム(9)と、該マスダンパシステム(9)から独立した少なくとも1つの追加質量(10)とが割り当てられており、前記クラッチ要素(6)が前記緩衝装置(7,8)のうち1つの入力部(11)と作用結合しており、前記緩衝装置(7,8)の他のものの出力部(14)が前記被駆動部(3)と作用結合しており、前記緩衝装置(7,8)のうち1つの出力部(12)が結合装置(15)によって前記緩衝装置(7,8)の他のものの入力部(13)と作用結合しており、前記結合装置が、前記マスダンパシステム(9)の少なくとも1つのマスダンパ質量(17)を収容するための少なくとも1つのマスダンパ質量支持部(16;16a,16b)を備えている、前記ねじり振動ダンパにおいて、 前記クラッチ要素(6)が径方向内方の前記緩衝装置(7)の前記入力部(11)に作用結合され、径方向外方の前記緩衝装置(8)の前記出力部(14)が、前記追加質量(10)を介して前記被駆動部(3)に作用結合されている一方、径方向内方の前記緩衝装置(7)の前記出力部(12)が、前記結合装置(15)を介して、径方向外方の前記緩衝装置(8)の前記入力部(13)に作用結合されており、その結果、前記追加質量(10)及び前記結合装置(15)が互いに相対的に移動可能に設けられていることを特徴とするねじり振動ダンパ。
IPC (2件):
F16F 15/14 ,  F16F 15/134
FI (3件):
F16F15/14 B ,  F16F15/134 A ,  F16F15/134 B
引用特許:
出願人引用 (1件)

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