特許
J-GLOBAL ID:201503007847728718

金属コーティングを作製するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 村山 靖彦 ,  志賀 正武 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-515522
公開番号(公開出願番号):特表2015-518925
出願日: 2013年06月06日
公開日(公表日): 2015年07月06日
要約:
基材が第1金属元素を含みコーティングが第2金属元素を含み、イオン液体中で基材にエッチングを施すことにより基材表面を前処理し、このイオン液体が第2金属元素の金属イオンを含有し、エッチング中に基材から第1金属元素の金属イオンが除去され、第1金属元素の金属イオンが除去後イオン液体中に存在するステップと、遷移層をイオン液体中で電気化学的な付着により付着させ、このイオン液体がエッチングステップ中に基材から除去された第1金属元素の金属イオンと第2金属元素の金属イオンとを含有し、第1金属元素からの金属イオンと、第2金属元素の金属イオンとの両方が基材上に付着させた遷移層に組み込まれるステップと、コーティングを第2金属元素のイオンを含有したイオン液体中での電気化学的付着により遷移層上に付着させるステップとを含むイオン液体を電解質として用いて金属コーティングを金属基材上に電気化学的に付着させる方法に関する。
請求項(抜粋):
イオン液体(2)を電解質として用いて、金属コーティングを金属基材(3)上に電気化学的に付着させるための方法であって、基材が、前記基材の主成分である第1の金属元素を含み、前記コーティングが、主にコーティング材料から構成され、前記コーティング材料が、第2の金属元素を含み、 - イオン液体中で基材にエッチングを施すことによって、基材の表面を前処理し、イオン液体が、第2の金属元素の金属イオンを含有し、前記エッチング中に基材から第1の金属元素の金属イオンが除去され、第1の金属元素の金属イオンが、イオン液体中に受け取られる、ステップと、 - 遷移層を、前記イオン液体から電気化学的な付着によって基材上に付着させ、イオン液体が、エッチングステップ中に基材から除去された第1の金属元素の金属イオンと、第2の金属元素の金属イオンとを含有し、第1の金属元素からの金属イオンと、第2の金属元素の金属イオンとの両方が、基材上に付着させた遷移層に組み込まれる、ステップと、 - コーティングを、第2の金属元素のイオンを含有したイオン液体からの電気化学的な付着によって遷移層上に付着させるステップと を含む、方法。
IPC (4件):
C25D 5/26 ,  C25D 5/36 ,  C25D 3/06 ,  C25F 3/06
FI (4件):
C25D5/26 D ,  C25D5/36 ,  C25D3/06 ,  C25F3/06
Fターム (15件):
4K023AA11 ,  4K023BA03 ,  4K023BA07 ,  4K023CB19 ,  4K023DA07 ,  4K024AA02 ,  4K024AB19 ,  4K024BA02 ,  4K024CA01 ,  4K024CA02 ,  4K024CA06 ,  4K024CA08 ,  4K024DA02 ,  4K024DA07 ,  4K024GA01
引用特許:
審査官引用 (4件)
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