特許
J-GLOBAL ID:201503009134627930

電気推進装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松山 裕一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-019163
公開番号(公開出願番号):特開2015-145650
出願日: 2014年02月04日
公開日(公表日): 2015年08月13日
要約:
【課題】放電振動をより一層低減させ、推進剤流量、アノード電圧、磁場強度などの作動パラメータを変化させた場合にも安定作動領域が得られる電気推進装置を提供する。【解決手段】円環状の放電空間の軸方向一方から推進剤を導入して、推進剤より生成されたイオンを電界によって加速し推力を得る電気推進装置1であって、放電空間の半径方向に磁場を形成する磁気回路を有し、アノード電極を放電空間内に備えるホールスラスタ100と、ホールスラスタの出力端の近傍に配設され、作動ガスが供給される円筒形の放電容器210及び放電容器に沿って配設された誘導コイル220を有し、誘導コイルに高周波電力を供給して、放電空間にて作動ガスをプラズマ化し、電子を放出する誘導結合プラズマ電子源200とを備え、アノード電極と誘導結合プラズマ電子源とが電気的に容量性結合するように、ホールスラスタと誘導結合プラズマ電子源とを配設した電気推進装置。【選択図】図1
請求項(抜粋):
円環状の放電空間の軸方向一方から推進剤を導入して、該推進剤より生成されたイオンを電界によって加速し、該放電空間の他方の出力端より排出して推力を得る電気推進装置であって、 該放電空間の半径方向に磁場を形成する磁気回路を有し、前記電界の形成に寄与するアノード電極を該放電空間内に備えるホールスラスタと、 前記ホールスラスタの前記出力端の近傍に配設され、作動ガスが供給される円筒形の放電容器及び該放電容器に沿って配設された誘導コイルを有し、該誘導コイルに高周波電力を供給することで、前記放電容器内の放電空間において前記作動ガスをプラズマ化し、生成された電子を放出する誘導結合プラズマ電子源とを備えており、 前記ホールスラスタのアノード電極と前記誘導結合プラズマ電子源とが電気的に容量性結合するように、前記ホールスラスタと誘導結合プラズマ電子源とを配設したことを特徴とする電気推進装置。
IPC (3件):
F03H 1/00 ,  H05H 1/54 ,  H05H 1/46
FI (3件):
F03H1/00 A ,  H05H1/54 ,  H05H1/46 L

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