特許
J-GLOBAL ID:201503009680023883

コンクリート構造物及びその補強方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-166386
公開番号(公開出願番号):特開2015-034434
出願日: 2013年08月09日
公開日(公表日): 2015年02月19日
要約:
【課題】例えば地震時にせん断力等が作用するコンクリート躯体の補強を施工コストの低減を図りつつ容易に実現することができるコンクリート構造物及びその補強方法を提供する。【解決手段】高速道路の高架橋11は、コンクリート躯体である橋脚部14の外周面14aに対して強化繊維を含んで形成された繊維シート19が巻き付けられるとともに、そのように巻き付けられた状態にある繊維シートの外面側が超速硬化型のポリウレア系樹脂の樹脂層20で被覆されている。そして、繊維シートは、橋脚部の外周面に対する巻き付け方向での一方の端部が当該繊維シートにおける巻き付け方向での他方の端部と巻き付け方向で一定長さ分だけ重なった重なり領域OLを有し、且つ、橋脚部側から引き裂き方向の応力が加わったときには橋脚部の外周面に対して巻き付け方向へ重なり領域を保持しつつ相対移動可能となる状態で巻き付けられている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
コンクリート躯体の外周面に対して強化繊維を含んで形成された少なくとも一枚の繊維シートが巻き付けられるとともに、そのように巻き付けられた状態にある前記繊維シートの外面側が硬化型樹脂で被覆されたコンクリート構造物であって、 前記繊維シートは、前記コンクリート躯体の前記外周面に対する巻き付け方向での端部が当該繊維シートにおける巻き付け方向での前記端部以外の部分又は同様に前記外周面に巻き付けられている他の繊維シートの一部と巻き付け方向で重なった重なり領域を有し、且つ、前記コンクリート躯体側から引き裂き方向の応力が加わったときには前記外周面に対して巻き付け方向へ前記重なり領域を保持しつつ相対移動可能となる状態で巻き付けられていることを特徴とするコンクリート構造物。
IPC (1件):
E04G 23/02
FI (1件):
E04G23/02 F
Fターム (3件):
2E176AA04 ,  2E176BB04 ,  2E176BB29
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 構築物の補強方法及びその構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-324464   出願人:構造品質保証研究所株式会社
  • 橋脚の補強工法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-269979   出願人:三井住友建設株式会社, 前田工繊株式会社, 帝人テクノプロダクツ株式会社, ファイベックス株式会社, 東レ・デュポン株式会社
  • コンクリート製電柱の補修方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-164336   出願人:東燃株式会社
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