特許
J-GLOBAL ID:201503011199208212

洞察力発揮状態判定装置及び洞察力発揮状態判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 西浦 ▲嗣▼晴 ,  ▲高▼見 良貴 ,  出山 匡 ,  酒井 俊尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-102395
公開番号(公開出願番号):特開2015-217098
出願日: 2014年05月16日
公開日(公表日): 2015年12月07日
要約:
【課題】脳波から「洞察有」と「洞察無」とを判定することができる洞察力発揮状態判定装置を提供する。【解決手段】洞察力発揮状態判定装置は、帯状回前部平均フラクタル次元演算部1と、帯状回後部平均フラクタル次元演算部2と、座標点軌跡作成部3と、特徴量記憶部4と、洞察力発揮判定部5とを備えている。座標点軌跡作成部3は、帯状回前部平均フラクタル次元及び帯状回後部平均フラクタル次元の一方の値を横軸座標値として他方の値を縦軸座標値として定まる座標点を時系列でプロットして得られる座標点軌跡を作成する。洞察力発揮判定部5は、座標点軌跡を利用して、洞察力発揮の有無を判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被験者の脳の帯状回前部に対応する表面領域に配置された複数の電極から測定した複数の脳波信号から、組み合わせにより選択した複数組の2つの異なる前記脳波信号についてそれぞれ差信号を演算し、これら差信号から複数のフラクタル次元を演算し、該複数のフラクタル次元の時系列データを平均化して帯状回前部平均フラクタル次元を演算する帯状回前部平均フラクタル次元演算部と、 前記被験者の脳の帯状回後部に対応する表面領域に配置された複数の電極から測定した複数の脳波信号から、組み合わせにより選択した複数組の2つの異なる前記脳波信号についてそれぞれ差信号を演算し、これら差信号から複数のフラクタル次元を演算し、該複数のフラクタル次元の時系列データを平均化して帯状回後部平均フラクタル次元を演算する帯状回後部平均フラクタル次元演算部と、 前記帯状回前部平均フラクタル次元及び前記帯状回後部平均フラクタル次元の一方の値を横軸座標値として他方の値を縦軸座標値として定まる座標点を時系列でプロットして得られる座標点軌跡を作成する座標点軌跡作成部と、 1以上の基準者が洞察力を発揮しているときに得た1以上のモデル座標点軌跡部分の形状の特徴量について予め記憶する特徴量記憶部と、 前記座標点軌跡作成部から得た前記座標点軌跡から時系列でサンプリングした判定対象軌跡部分から得た形状の特徴量と、前記モデル座標点軌跡部分の前記形状の特徴量とが近似しているか否かを判定し、その判定結果から前記被験者が洞察力を発揮したか否かを判定する洞察力発揮判定部とを備えていることを特徴とする洞察力発揮状態判定装置。
IPC (1件):
A61B 5/047
FI (2件):
A61B5/04 320A ,  A61B5/04 322
Fターム (3件):
4C027AA03 ,  4C027GG11 ,  4C027KK03

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