特許
J-GLOBAL ID:201503012405678120

無線電力伝送装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 吉田 稔 ,  仙波 司 ,  小淵 景太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-266489
公開番号(公開出願番号):特開2015-122920
出願日: 2013年12月25日
公開日(公表日): 2015年07月02日
要約:
【課題】インピーダンス変換用の可変トランスの巻数比を高速で切り替えて高周波電源への反射波電力を抑制する。【解決手段】磁界共鳴方式により電力を受信装置3に伝送する送電装置2は高周波電源と送電用LC共振器の間にインピーダンス変換用の可変トランス22を備える。可変トランス22の巻数比はMOSFETを用いた5つの交流スイッチ回路SWAによって切り換えられる。制御ユニット222はRF検出ユニット223で検出した高周波電圧v、高周波電流i及び位相差θから可変トランス22の出力端(b-b’)のインピーダンスを算出し、その算出値と5つの巻数比に基づいてオンにする交流スイッチ回路SWAを決定し、その交流スイッチ回路SWAだけをスイッチ駆動ユニット221によりオン状態にするように制御する。【選択図】図7
請求項(抜粋):
磁界共鳴方式により受電装置に非接触で交流電力を伝送する無線電力伝送装置であって、 前記交流電力を発生する電力発生手段と、 前記電力発生手段で発生した交流電力の周波数で共振する送電用LC共振器を有し、そのLC共振器を前記受電装置の受電用LC共振器と磁界共鳴させて前記交流電力を前記受電装置に伝送する電力伝送手段と、 前記電力発生手段と前記電力伝送手段との間に設けられ、巻数比を複数の巻数比に変更可能な可変トランスからなるインピーダンス変換手段と、 を備え、 前記可変トランスは、 一次巻線と二次巻線のいずれか一方又は両方に設けられた複数のタップと、 前記可変トランスの入出力端子と前記複数のタップとの間の接続を切り換える半導体スイッチング素子を用いた複数の交流スイッチ回路と、 前記可変トランスの二次巻線から前記受電装置側を見たインピーダンスを検出するインピーダンス検出手段と、 前記インピーダンス検出手段で検出したインピーダンスと前記電力発生手段に出力制御の負荷インピーダンスとして設定されている所定の目標インピーダンスとに基づいて、前記複数の巻数比のうち前記インピーダンス変換手段の入力端における反射波電力を最小にする巻数比を求め、前記複数の交流スイッチ回路のうち、その巻数比に対応する交流スイッチ回路のみをオン状態に制御する巻数比制御手段と、 を含むことを特徴とする無線電力伝送装置。
IPC (2件):
H02J 17/00 ,  H04B 1/04
FI (2件):
H02J17/00 B ,  H04B1/04 B
Fターム (11件):
5K060BB07 ,  5K060HH09 ,  5K060HH14 ,  5K060HH21 ,  5K060JJ01 ,  5K060JJ02 ,  5K060JJ04 ,  5K060JJ06 ,  5K060JJ08 ,  5K060JJ24 ,  5K060LL07
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 無線電力伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-258026   出願人:株式会社東芝
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-171326   出願人:ルネサスエレクトロニクス株式会社
  • 電力伝送システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-274027   出願人:株式会社エクォス・リサーチ
審査官引用 (3件)
  • 無線電力伝送装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-258026   出願人:株式会社東芝
  • 半導体装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-171326   出願人:ルネサスエレクトロニクス株式会社
  • 電力伝送システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-274027   出願人:株式会社エクォス・リサーチ

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