特許
J-GLOBAL ID:201503014922199675

容量可変型斜板式圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ぱてな
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-256238
公開番号(公開出願番号):特開2015-113766
出願日: 2013年12月11日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】アクチュエータを用いて吐出容量を変更する圧縮機において、製造コストの低廉化を実現可能な容量可変型斜板式圧縮機を提供する。【解決手段】本発明の圧縮機では、可動体13aにリング溝132aが形成されており、このリング溝132aに環状部材61が設けられている。環状部材61は、第1〜3切欠き630a〜630cによって形成された合口63を有しており、第3切欠き630cは絞りとなっている。この圧縮機では、制御圧室13b内と斜板室25との圧力差に基づいて環状部材61がリング溝132a内を移動する。これにより、この圧縮機では、制御圧室13bから斜板室25へ流通する冷媒の流量を調整して制御圧室13b内の圧力を調整する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
吸入室、吐出室、斜板室及びシリンダボアが形成されたハウジングと、前記ハウジングに回転可能に支持された駆動軸と、前記駆動軸の回転によって前記斜板室内で回転可能な斜板と、前記駆動軸と前記斜板との間に設けられ、前記駆動軸の回転軸心に直交する方向に対する前記斜板の傾斜角度の変更を許容するリンク機構と、前記シリンダボアに往復動可能に収納されたピストンと、前記斜板の回転により、前記傾斜角度に応じたストロークで前記ピストンを前記シリンダボア内で往復動させる変換機構と、前記傾斜角度を変更可能なアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御機構とを備え、 前記斜板室は前記吸入室と連通し、 前記アクチュエータは、前記斜板室内で前記駆動軸に固定された固定体と、前記斜板室内で前記回転軸心方向に移動可能な可動体と、前記固定体と前記可動体とにより区画された制御圧室とを有し、 前記制御機構は、前記吐出室と前記制御圧室とに連通し、前記吐出室内の冷媒を前記制御圧室に導入する給気通路と、前記斜板室と前記制御圧室とに連通し、前記制御圧室内の前記冷媒を前記斜板室に排出する抽気通路とを有し、 前記抽気通路は、前記可動体と前記駆動軸との間及び前記可動体と前記固定体との間の少なくとも一方に設けられ、 前記抽気通路には、前記制御圧室と前記斜板室とを常時連通する絞りを有する環状部材が設けられ、 前記環状部材は、前記制御圧室と前記斜板室との圧力差に基づいて前記抽気通路を移動することにより、前記抽気通路を流通する前記冷媒の流量を調整することを特徴とする容量可変型斜板式圧縮機。
IPC (1件):
F04B 27/14
FI (1件):
F04B27/08 S
Fターム (6件):
3H076AA06 ,  3H076BB41 ,  3H076CC12 ,  3H076CC20 ,  3H076CC83 ,  3H076CC99
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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