特許
J-GLOBAL ID:201503014974232760

タービンコンポーネントの冷却プロセスの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  渡邊 隆 ,  実広 信哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-553635
公開番号(公開出願番号):特表2015-508472
出願日: 2012年11月07日
公開日(公表日): 2015年03月19日
要約:
本発明は、蒸気タービンシャフトのタービンコンポーネント(8、10、12)の冷却プロセスの制御方法に関するものであり、ミスト冷却段階(P4)の最中に、水ミストが混ぜられた気流が、タービンコンポーネント(8、10、12)の冷却に利用される。特に、その最中に気流がタービンコンポーネントの冷却に利用される空冷段階(P3)が、ミスト冷却段階(P4)に先行する。その際、冷却プロセスのための、一定の時間的温度勾配が設定され、制御可能な制御弁(26)の弁位置を介して空気流量密度が調節され、最大空気流量密度が達成されると、特に制御弁(26)が完全に開くと、空冷段階(P3)からミスト冷却段階(P4)に移る。
請求項(抜粋):
タービンコンポーネント(8、10、12)、特に蒸気タービンシャフトの冷却プロセスの制御方法であって、 ミスト冷却段階(P4)の最中に、水ミストが混ぜられた気流が、前記タービンコンポーネント(8、10、12)の冷却に利用され、 その最中に気流が前記タービンコンポーネント(8、10、12)の冷却に利用される空冷段階(P3)が、前記ミスト冷却段階(P4)に先行し、 前記空冷段階(P3)の最中と前記ミスト冷却段階(P4)の最中に、冷却プロセスのための、一定の時間的温度勾配が設定され、 約10K/hの時間的温度勾配が設定され、 温度勾配を設定するために、前記空冷段階(P3)の最中に空気流量密度が調整され、前記ミスト冷却段階(P4)の最中に、気流に混ぜられる水ミストの量が調整され、 制御可能な制御弁(26)の弁位置を介して空気流量密度が調節され、 最大空気流量密度が達成されると、特に前記制御弁(26)が完全に開くと、前記空冷段階(P3)から前記ミスト冷却段階(P4)に移り、 冷却プロセスにおいて、前記タービンコンポーネント(8、10、12)の相互の温度同化が行われる熱均衡段階(P2)が、前記ミスト冷却段階(P4)に先行し、 その最中に水蒸気が前記タービンコンポーネント(8、10、12)の冷却に利用される蒸気冷却段階(P1)が、冷却プロセスの初めに予定されており、 前記蒸気冷却段階(P1)の最中に、冷却プロセスのための一定の時間的温度勾配が設定され、当該温度勾配は、前記空冷段階(P3)の最中と前記ミスト冷却段階(P4)の最中の温度勾配とは異なり、特にそれより大きいことを特徴とする方法。
IPC (3件):
F01D 25/00 ,  F01D 25/12 ,  F01D 5/08
FI (3件):
F01D25/00 X ,  F01D25/12 B ,  F01D5/08
Fターム (1件):
3G202JJ33
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (8件)
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