特許
J-GLOBAL ID:201503016427104688

グロープラグにおける温度を設定調整するための方法及び制御機器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): アインゼル・フェリックス=ラインハルト ,  久野 琢也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-554842
特許番号:特許第5815752号
出願日: 2012年02月09日
請求項(抜粋):
【請求項1】 グロープラグの温度を設定調整するための方法であって、 始めに、前記グロープラグ(2)の内部で非定常的な温度分布が形成される予熱フェーズと、その後に、前記非定常的な温度分布が前記グロープラグ(2)の全体に亘って定常的な温度分布によって補われる加熱フェーズと、最後に、前記グロープラグ(2)の全体に亘って前記定常的な温度分布が保証されるグローフェーズとを有するグロー過程において、 前記グロープラグ(2)の温度(Tm)を、閉ループ制御部を用いてグロープラグ(2)の抵抗値(Rm)に依存して設定調整し、 前記グロープラグ(2)の温度(Tm)を、グロープラグ(2)に過電圧が印加される前記予熱フェーズにおいて閉ループ制御する方法において、 前記予熱フェーズにおけるグロープラグ(2)の温度(Tm)の閉ループ制御のために、予熱フェーズ終了時に、測定された抵抗値(Rm)に対して生じる、抵抗値差分(ΔR)を、物理的モデル(8)を用いて予熱フェーズ中に前もって算出し、 但し、前記抵抗値差分(ΔR)は、複数の第1乃至第4の部分抵抗値差分(ΔR1,ΔR2,ΔR3,ΔR4)の少なくとも1つからなるか、または、前記複数の第1乃至第4の部分抵抗値差分(ΔR1,ΔR2,ΔR3,ΔR4)の少なくとも2つを加算したものからなり、 前記物理的モデル(8)は、前記第1乃至第4の部分抵抗値差分(ΔR1,ΔR2,ΔR3,ΔR4)の各々を、グロープラグ(2)の少なくとも1つの作動パラメータ(R01,TDES,Tc,E)に依存して算出するものであり、 なお、前記少なくとも1つの作動パラメータ(R01,TDES,Tc,E)は、前記グロープラグ(2)が現下のグロー過程の開始時点で有している前記グロープラグ(2)の初期抵抗値(R01)と、前記グロープラグ(2)が当該現下のグロー過程の終了時点で有すべき前記グロープラグ(2)の温度目標値(TDES)と、前記グロープラグ(2)が当該現下のグロー過程の開始時点で有している前記グロープラグ(2)の初期温度(Tc)と、当該現下のグロー過程の開始直前に先行するグロー過程において前記グロープラグ(2)に与えられた電力量(E)とを含んでおり、 前記グロープラグ(2)の測定された抵抗値(Rm)に抵抗値差分(ΔR)を加算し、測定された抵抗値(Rm)と抵抗値差分(ΔR)とから形成された和を、閉ループ制御部に供給し、 測定された抵抗値(Rm)と抵抗値差分(ΔR)との和に基づいて、前記グロープラグ(2)の定常的な前記グローフェーズにおいて各グロープラグ(2)毎に個別に算出された特性マップ(18)から、所定の温度実際値(TACT)が求められ、該温度実際値(TACT)は前記グロープラグの温度目標値(TDES)から減算され、そのように求められた温度差分が閉ループ制御器に供給され、該閉ループ制御器によって前記グロープラグ(2)の駆動制御電圧(UGOV)が求められる、 ようにしたことを特徴とする方法。
IPC (1件):
F02P 19/02 ( 200 6.01)
FI (6件):
F02P 19/02 301 A ,  F02P 19/02 302 F ,  F02P 19/02 302 G ,  F02P 19/02 302 R ,  F02P 19/02 304 A ,  F02P 19/02 311 C
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (11件)
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