特許
J-GLOBAL ID:201503016759116302

吸着材を用いるディレードコークス化プロセス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 田中 光雄 ,  山田 卓二 ,  森住 憲一 ,  岩木 郁子
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-522832
特許番号:特許第5801485号
出願日: 2012年06月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 少なくとも1つのドラムを含むディレードコークス化ユニットで使用するためのディレードコークス化プロセスであって、前記コークス化ユニットが、ディレードコークス化生成ストリームおよびドラムに保持されるコークス生成物を生じ、前記コークス化生成ストリームがコークス化生成分留装置に導入され、少なくとも底部留分、中間留分および軽質留分を生じるものであり: a.硫黄含有および/または窒素含有化合物を選択的に吸着する少なくとも1つの吸着材を、コークス化生成分留装置から取り出される中間留分の少なくとも一部と共に、混合ゾーンに導入して、吸着スラリーを生じ; b.前記吸着スラリーを、望ましくない硫黄および/または窒素化合物を含有するコークス化ユニット生成ストリームと合わせ、混合して、コークス化生成分留装置供給ストリームを形成させ; c.コークス化生成分留装置供給ストリームを、分留装置に送り出して、分留装置から硫黄および/または窒素化合物の量が減少した軽質生成物を回収し; d.望ましくない硫黄および/または窒素化合物を含有する新たな炭化水素供給原料を、予め加熱するためにコークス化生成分留装置の下部に導入し; e.吸着した硫黄および/または窒素化合物を含有する前記吸着材を、分留装置の底部に送り出し、これを分留装置の残油および新たな炭化水素供給原料と混合し; f.少なくとも1つの吸着材および新たな炭化水素供給原料を含有する底部留分を分留装置から送り出して、混合コークス化ユニット供給ストリームを形成させ; g.吸着材を含む混合コークス化ユニット供給ストリームを、コークス化ユニット炉に導入し、前記混合コークス化ユニット供給ストリームを所定のコークス化温度に加熱し;次いで h.加熱した混合コークス化ユニット供給ストリームを、前記炉からディレードコークス化ドラムに送り出してディレードコークス化生成ストリームを生成し、吸着した硫黄および/または窒素化合物を含有する吸着材を、コークスと共にディレードコークス化ドラム内部に堆積させること を特徴とするプロセス。
IPC (2件):
C10G 9/00 ( 200 6.01) ,  C10B 57/04 ( 200 6.01)
FI (2件):
C10G 9/00 ,  C10B 57/04 101
引用特許:
出願人引用 (2件)

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