特許
J-GLOBAL ID:201503018212102202

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-169562
公開番号(公開出願番号):特開2015-038333
特許番号:特許第5765381号
出願日: 2013年08月19日
公開日(公表日): 2015年02月26日
請求項(抜粋):
【請求項1】 固定側鏡板部(41)に渦巻き状の固定側ラップ(42)が立設された固定スクロール(40)と、可動側鏡板部(36)に渦巻き状の可動側ラップ(37)が立設された可動スクロール(35)と、該可動スクロール(35)の背面側に連結されたクランク軸(23)とを有し、該固定側ラップ(42)と該可動側ラップ(37)とを噛合させることで圧縮室(31)が形成され、該クランク軸(23)を回転駆動させて該可動スクロール(35)を該固定スクロール(40)に対して偏心回転させることで、該圧縮室(31)で圧縮された冷媒を該固定側鏡板部(41)の中央部に開口した吐出ポート(32)から吐出させるスクロール圧縮機であって、 前記吐出ポート(32)の一端は、前記圧縮室(31)の吐出位置に開口する一方、該吐出ポート(32)の他端は、前記固定スクロール(40)の背面側に形成された吐出室(46)に開口しており、 前記圧縮室(31)は、前記可動側ラップ(37)の外周面に臨む第1圧縮室(31a)と、該可動側ラップ(37)の内周面に臨む第2圧縮室(31b)とに区画され、 前記固定側鏡板部(41)又は前記可動側鏡板部(36)には、前記固定側ラップ(42)又は前記可動側ラップ(37)の巻き始め位置の近傍で窪むとともに、該固定側ラップ(42)の内周面に沿って摺動しながら偏心回転している該可動側ラップ(37)の外周面が該固定側ラップ(42)の内周面から離れる前に、前記第1圧縮室(31a)と該吐出ポート(32)とを連通させて該吐出ポート(32)から該第1圧縮室(31a)に高圧冷媒を徐々に逃がす一方、該固定側ラップ(42)の巻き始め部分に摺動しながら偏心回転している該可動側ラップ(37)の内周面が該巻き始め部分から離れる前に、前記第2圧縮室(31b)と該吐出ポート(32)とを連通させて該吐出ポート(32)から該第2圧縮室(31b)に高圧冷媒を徐々に逃がすための連通溝(33)が形成されていることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 ( 200 6.01) ,  F04C 29/06 ( 200 6.01)
FI (2件):
F04C 18/02 311 V ,  F04C 29/06 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • スクロール圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-278841   出願人:株式会社富士通ゼネラル

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