特許
J-GLOBAL ID:201503018293252564
温度及び酸素濃度測定装置
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
正林 真之
, 林 一好
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-019213
公開番号(公開出願番号):特開2015-145852
出願日: 2014年02月04日
公開日(公表日): 2015年08月13日
要約:
【課題】蛍光体の温度消光特性及び酸素消光特性を用いて、蛍光体に接する気体の温度及び酸素濃度を測定する、温度及び酸素濃度測定装置を提供すること。【解決手段】温度及び酸素濃度測定装置の制御部は、発光強度検出部において検出された第1波長及び第2波長における第1蛍光体3の発光強度に基づき、第1蛍光体3及び第2蛍光体4に接する気体の温度を出力し、発光強度検出部において検出された第3波長における第1蛍光体3の発光強度と発光強度検出部において検出された第4波長における第2蛍光体4の発光強度とに基づき、第1蛍光体3及び第2蛍光体4に接する気体の酸素濃度を出力する制御を行う。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも温度消光特性を有する第1蛍光体と少なくとも酸素消光特性を有する第2蛍光体とを含む少なくとも2種類の蛍光体からの光を受光可能な受光部と、
前記受光部において受光した前記少なくとも2種類の蛍光体からの光の分光スペクトル中の第1波長、第2波長、第3波長、及び、第4波長における前記少なくとも2種類の蛍光体の発光強度を検出可能な発光強度検出部と、
前記発光強度検出部において検出された前記第1波長及び前記第2波長における前記第1蛍光体の発光強度に基づき、前記第1蛍光体及び前記第2蛍光体に接する気体の温度を出力し、前記発光強度検出部において検出された前記第3波長における前記第1蛍光体の発光強度と前記発光強度検出部において検出された前記第4波長における前記第2蛍光体の発光強度とに基づき、前記第1蛍光体及び前記第2蛍光体に接する気体の酸素濃度を出力する制御を行う制御部と、を備え、
前記第1蛍光体及び前記第2蛍光体に接する気体の温度をTとし、前記第1蛍光体及び前記第2蛍光体に接する気体の酸素濃度をOとし、分光スペクトルに含まれる波長をWとしたときの前記第1蛍光体の発光強度をI1(T,O,W)とし、前記第2蛍光体の発光強度をI2(T,O,W)とし、常温をT0とし、酸素濃度0%をO0とし、任意の波長をそれぞれWA、WB、WC、WDとし、前記第1波長をW1とし、前記第2波長をW2とし、前記第3波長をW3とし、前記第4波長をW4とし、温度基準の二波長強度比RTを
RT={I(T,O,WA)/I(T0,O0,WA)}/{I(T,O,WB)/I(T0,O0,WB)}
と定義し、酸素濃度基準の二波長強度比Roを
R0={I(T,O,WC)/I(T,O0,WC)}/{I(T,O,WD)/I(T,O0,WD)}
と定義し、
RT-1={I1(T,O,W1)/I1(T0,O0,W1)}/{I1(T,O,W2)/I1(T0,O0,W2)}
により定まる温度基準の二波長強度比RT-1が、温度Tの変化に伴い変化し、
R0-1={I1(T,O,W3)/I1(T,O0,W3)}/{I2(T,O,W4)/I2(T,O0,W4)}
により定まる酸素濃度基準の二波長強度比RO-1が、酸素濃度Oの変化に伴い変化し、
R0-2={I1(T,O,W1)/I1(T,O0,W1)}/{I1(T,O,W2)/I1(T,O0,W2)}
により定まる酸素濃度基準の二波長強度比RO-2が、酸素濃度Oが変化しても変化しないときに、
前記制御部は、温度基準の二波長強度比RT-1の値に基づいて、前記第1蛍光体及び前記第2蛍光体に接する気体の温度Tを出力すると共に、
前記第4波長W4が前記第1波長W1、前記第2波長W2のいずれとも異なるときの酸素濃度基準の二波長強度比RO-1の値に基づいて、前記第1蛍光体及び前記第2蛍光体に接する気体の酸素濃度Oを出力する制御を行う、温度及び酸素濃度測定装置。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (16件):
2G043AA03
, 2G043BA09
, 2G043CA01
, 2G043CA05
, 2G043EA01
, 2G043FA06
, 2G043GA07
, 2G043GB16
, 2G043HA01
, 2G043HA09
, 2G043JA03
, 2G043KA02
, 2G043KA03
, 2G043LA03
, 2G043NA01
, 2G043NA06
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