特許
J-GLOBAL ID:201503019117862319

連続鋳造用鋳型及び鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 茂 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-184531
公開番号(公開出願番号):特開2015-051443
出願日: 2013年09月06日
公開日(公表日): 2015年03月19日
要約:
【課題】 凝固初期の凝固シェルの不均一冷却、並びに、包晶反応を伴う中炭素鋼でのδ鉄からγ鉄への変態に起因する凝固シェル厚みの不均一による表面割れを防止することのできる連続鋳造用鋳型を提供する。【解決手段】 本発明の連続鋳造用鋳型は、メニスカスよりも上方の任意の位置から、定常鋳造時の鋳片引き抜き速度に対して(1)式を満足する距離L0以上メニスカスよりも下方の位置までの内壁面の範囲に、銅の熱伝導率に対してその熱伝導率を30%以下とする金属に該金属よりも更に熱伝導率の低い非金属粒子が分散添加されて成る低熱伝導金属体が円形凹溝2の内部に充填されて形成された、直径2〜20mmの複数個の金属体充填部3をそれぞれ独立して有する。但し、(1)式において、L0は、メニスカスからの距離(mm)、Vcは、定常鋳造時の鋳片引き抜き速度(m/min)である。 L0=2×Vc×1000/60 ...(1)【選択図】 図2
請求項(抜粋):
水冷式銅鋳型の内壁面であって、メニスカスよりも上方の任意の位置から、定常鋳造時の鋳片引き抜き速度に対して下記の(1)式を満足する距離L0以上メニスカスよりも下方の位置までの内壁面の範囲に、銅の熱伝導率に対してその熱伝導率を30%以下とする金属に該金属よりも更に熱伝導率の低い非金属粒子が分散添加されて成る低熱伝導金属体が前記内壁面に設けた円形凹溝または擬似円形凹溝の内部に充填されて形成された、直径2〜20mmまたは円相当径2〜20mmの複数個の金属体充填部をそれぞれ独立して有することを特徴とする連続鋳造用鋳型。 L0=2×Vc×1000/60 ...(1) 但し、(1)式において、L0は、メニスカスからの距離(mm)、Vcは、定常鋳造時の鋳片引き抜き速度(m/min)である。
IPC (2件):
B22D 11/04 ,  B22D 11/059
FI (2件):
B22D11/04 311G ,  B22D11/059 120B
Fターム (4件):
4E004AB01 ,  4E004AB06 ,  4E004AB10 ,  4E004NC04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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