特許
J-GLOBAL ID:201503019365672098

鋼橋の補修補強方法及び補強構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 倉橋 暎 ,  倉橋 健太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-270577
公開番号(公開出願番号):特開2015-124552
出願日: 2013年12月26日
公開日(公表日): 2015年07月06日
要約:
【課題】高伸度弾性パテ材を介して繊維シートを接着することにより、高応力時や座屈変形時においても繊維シートの剥離を確実に防止することができる、腐食減肉した鋼橋の鋼桁端部における支点上十字柱の補修補強をする鋼橋の補修補強方法及び補強を提供する。【解決手段】鋼橋の鋼桁端部における支点上十字柱10Aに強化繊維を含む繊維シートを樹脂で接着して支点上十字柱を補修補強する鋼橋の補修補強方法であって、(a)支点上十字柱10Aを構成する支点上補剛材14A及び/又は支点上腹板11Aにおける施工対象部分に対して下地処理する工程と、(b)下地処理された支点上補剛材14A及び/又は支点上腹板11Aの表面にポリウレア樹脂パテ材30Aによりパテ層30を形成する工程と、(c)パテ層30の上に、少なくとも1層の繊維シート1を樹脂で接着して繊維強化樹脂層(FRP)20を形成する工程と、を有する。【選択図】図10
請求項(抜粋):
鋼橋の鋼桁端部における支点上十字柱に、強化繊維を含む繊維シートを樹脂で接着して前記支点上十字柱を補修補強する鋼橋の補修補強方法であって、 (a)前記支点上十字柱を構成する支点上補剛材及び/又は支点上腹板における施工対象部分に対して下地処理する工程と、 (b)前記下地処理された前記支点上補剛材及び/又は前記支点上腹板の表面にポリウレア樹脂パテ材によりパテ層を形成する工程と、 (c)前記パテ層の上に、少なくとも1層の前記繊維シートを樹脂で接着して繊維強化樹脂層を形成する工程と、 を有することを特徴とする鋼橋の補修補強方法。
IPC (1件):
E01D 22/00
FI (1件):
E01D22/00 B
Fターム (6件):
2D059AA05 ,  2D059AA07 ,  2D059GG02 ,  2D059GG23 ,  2D059GG39 ,  2D059GG40
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 鋼板の繊維強化樹脂補修補強構造および補修補強方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-193276   出願人:国立大学法人長岡技術科学大学, 株式会社高速道路総合技術研究所, 東日本高速道路株式会社, 中日本高速道路株式会社, 西日本高速道路株式会社, 川崎重工業株式会社, 新日鉄マテリアルズ株式会社, 倉敷紡績株式会社
  • 鋼構造物の補修方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-047605   出願人:新日鉄エンジニアリング株式会社

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