表皮蒸散生鮮魚の製造方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：秋元輝雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2013-252217
公開番号（公開出願番号）：特開2015-107089
出願日： 2013年12月05日
公開日（公表日）： 2015年06月11日
要約：

【課題】生鮮魚原料あるいは凍結魚原料を使用して、本来の鮮度や外観や味が維持され食味・食感に優れる表皮蒸散生鮮魚を衛生的に容易に高歩留まりで製造する方法の提供。【解決手段】魚原料1をフィーレ加工および/または骨取り加工して調製した加工品を原料移動装置11に載置し、移動する前記加工品に、レーザー光照射装置のスキャナ13によって、移動方向と交差する方向にスキャンしながら水分吸収性に優れる選択波長のレーザー光をその表皮全面に制御して連続的にスポット照射することによって表皮全面に順次均一に所定の熱エネルギーを供給し、前記表皮の下部の真皮を損なわずに、前記表皮のみを蒸散する。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

表皮の下部の真皮が損なわれず、前記表皮のみが蒸散されており、生のままでも食することができる表皮蒸散生鮮魚の製造方法であって、下記工程(1)〜(4)を少なくとも含むことを特徴とする表皮蒸散生鮮魚の製造方法。 (1)生鮮魚原料あるいは凍結魚原料を使用し、生鮮魚原料の場合はそのまま、凍結魚原料の場合は解凍した解凍魚を原料とし、これらの魚原料をフィーレ加工および/または骨取り加工して加工品を調製する工程。 (2)工程(1)で調製した加工品を原料移動装置に載置し、移動する前記加工品に、レーザー光照射装置のスキャナによって、移動方向と交差する方向にスキャンしながら水分吸収性に優れる選択波長のレーザー光をその表皮全面に制御して連続的にスポット照射することによって表皮全面に順次均一に所定の熱エネルギーを供給し、前記表皮の下部の真皮を損なわずに、前記表皮のみを蒸散する工程。 (3)工程(2)で前記表皮のみを蒸散した製品を製品取出し装置により取り出す工程。 (4)取り出した製品を必要に応じて冷凍し、真空包装する工程。

IPC (4件)：

A22C 25/17 , A23B 4/005 , A23B 4/00 , A23L 1/325

FI (5件)：

A22C25/17 , A23B4/00 C , A23B4/00 K , A23L1/325 E , A23L1/325 F

Fターム (10件)：

4B011KA01 , 4B011KG01 , 4B042AC06 , 4B042AE03 , 4B042AG27 , 4B042AH01 , 4B042AP02 , 4B042AP21 , 4B042AP30 , 4B042AW06

引用特許：

出願人引用 (4件)

魚の剥皮方法
公報種別：公開公報出願番号：特願2011-224724 出願人：有限会社松下海産
〆鯖の製法
公報種別：公開公報出願番号：特願2004-057785 出願人：株式会社極洋
皮剥機
公報種別：公開公報出願番号：特願2001-009574 出願人：株式会社ツネザワトレーディング

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