特許
J-GLOBAL ID:201503020150307702

ターボ機械の性能を監視することによりターボ機械の劣化を検出する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人川口國際特許事務所
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-521041
公開番号(公開出願番号):特表2015-528874
出願日: 2013年07月03日
公開日(公表日): 2015年10月01日
要約:
複数の機能モジュールを備えるタービンエンジンの性能を監視することにより前記タービンの性能低下を検出する方法であって、タービンエンジンの複数の物理的パラメータは、タービンエンジンの現在性能指標を形成するために測定され、タービンエンジンの複数の低下した性能指標は、低下した性能指標の各々に対して、タービンエンジンの1つの機能モジュールだけが性能低下したと仮定して計算され、現在性能指標と低下した性能指標との間の差に対応する複数のコスト指標が計算され、あらゆる低下した性能指標の中で最低値を持つ低下した性能指標に対応する最適コスト指標が決定され、低下した性能指標が最適コスト指標に関連付けられたタービンエンジンのモジュールの性能低下が検出される。
請求項(抜粋):
タービンエンジンが複数の機能モジュール(M1〜M5)を備え、各機能モジュール(M1〜M5)がタービンエンジン(1)の機能モジュール(M1〜M5)の性能低下を表現する少なくとも1個の健全性パラメータ(ΔSE1〜ΔSE5,ΔSW1〜ΔSW5)によって特徴付けられ、タービンエンジン(1)のグローバル経年変化が経年変化パラメータ(λ)によって特徴付けられ、コンピュータを用いて、前記タービンエンジン(1)の性能を監視することにより、タービンエンジン(1)の性能低下を検出する方法であって、 -タービンエンジン(1)の複数の物理的パラメータは、タービンエンジン(1)の現在性能指標(YCOUR)を形成するために測定され、 -タービンエンジン(1)の複数の低下した性能指標(YDEG1〜YDEG5)は、機能モジュール(M1〜M5)に関連付けられた低下した性能指標(YDEG1〜YDEG5)の各々に対して、タービンエンジン(1)の1つの機能モジュール(M)だけが性能低下したと仮定して、ターボエンジンの熱力学モデルを用いて計算され、 -タービンエンジン(1)のあらゆる機能モジュール(M1〜M5)の間で単一の性能低下機能モジュール(M)に対応する低下した性能指標(YDEG)の各々は、性能低下機能モジュール(M)の健全性パラメータ(ΔSE,ΔSW)および経年変化パラメータ(λ)が変数であり、その他の非性能低下機能モジュールの健全性パラメータが健全な健全性パラメータであると考えられるタービンエンジン(1)の性能指標をシミュレートすることにより取得され、 -低下した性能指標(YDEG1〜YDEG5)の各々がこれのコスト指標(J1〜J5)に関連付けられ、各コスト指標(J)が現在性能指標(YCOUR)と低下した性能指標(YDEG1〜YDEG5)との間の差に対応する複数のコスト指標(J)が、差が最小限であるように低下した性能指標(YDEG1〜YDEG5)の変数(ΔSE,ΔSW,λ)を変化させて計算され、 -あらゆるコスト指標(J1〜J5)の中で最低値を持つコスト指標に対応する最適コスト指標(Jopt)が決定され、 -低下した性能指標が最適コスト指標(Jopt)に関連付けられたタービンエンジンのモジュールの性能低下が検出される、 方法。
IPC (2件):
F02C 7/00 ,  F01D 25/00
FI (4件):
F02C7/00 A ,  F02C7/00 F ,  F01D25/00 V ,  F01D25/00 W
Fターム (2件):
2G087AA04 ,  2G087EE23
引用特許:
審査官引用 (2件)

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