特許
J-GLOBAL ID:201503020378072470

ボイラ炉壁管の硫化腐食予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 梶 良之 ,  須原 誠 ,  一角 哲也
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-188258
公開番号(公開出願番号):特開2014-044038
特許番号:特許第5779798号
出願日: 2012年08月29日
公開日(公表日): 2014年03月13日
請求項(抜粋):
【請求項1】 微粉炭を燃料とするボイラの炉壁管の温度における平衡定数を用いて算出した擬似平衡酸素分圧および擬似平衡硫黄分圧を用いて前記炉壁管の硫化腐食度合いを予測するボイラ炉壁管の硫化腐食予測方法において、 前記ボイラ内に前記ボイラの炉壁に沿って設けた解析対象領域において、前記微粉炭の燃焼時に生成される全ての化学種の中から計算対象となる化学種を限定して、反応流体計算を行う反応流体計算ステップと、 熱力学平衡計算により、前記反応流体計算で得ることが可能な化学種のガス濃度と、前記擬似平衡酸素分圧および前記擬似平衡硫黄分圧を算出するのに必要であって、前記反応流体計算では得ることができない特定化学種のガス濃度との関係式を求める関係式導出ステップと、 前記反応流体計算の結果に基づいて、前記解析対象領域における温度分布、および、前記反応流体計算で得られた化学種の前記解析対象領域におけるガス濃度分布を抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップで抽出した温度分布およびガス濃度分布と、前記関係式とを用いて、前記解析対象領域における前記特定化学種のガス濃度分布を算出する算出ステップと、 前記抽出ステップで抽出した温度分布およびガス濃度分布と、前記算出ステップで算出した前記特定化学種のガス濃度分布と、前記炉壁管の温度における平衡定数とを用いて、前記擬似平衡酸素分圧および前記擬似平衡硫黄分圧の前記解析対象領域における分布を算出する分圧算出ステップと、 前記分圧算出ステップで算出した前記擬似平衡酸素分圧および前記擬似平衡硫黄分圧の分布を用いて、前記解析対象領域における前記炉壁管の硫化腐食度合いの分布を予測する予測ステップと、 を有することを特徴とするボイラ炉壁管の硫化腐食予測方法。
IPC (3件):
F22B 37/38 ( 200 6.01) ,  G01N 17/00 ( 200 6.01) ,  G01N 33/20 ( 200 6.01)
FI (3件):
F22B 37/38 E ,  G01N 17/00 ,  G01N 33/20 N
引用特許:
出願人引用 (4件)
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