特許
J-GLOBAL ID：201503021467221850
低エネルギー消費でのエタノールのエチレンへの脱水方法
発明者：
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出願人/特許権者：
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代理人 (3件)：
渡邉 彰
, 松村 直都
, 岸本 瑛之助
公報種別：公表公報
出願番号（国際出願番号）：特願2015-543496
公開番号（公開出願番号）：特表2015-535528
出願日： 2013年11月18日
公開日（公表日）： 2015年12月14日
要約：
本発明は、エタノール供給原料のエチレンへの脱水方法であって、(a)前記エタノール供給原料を、工程(e)からの流出物との熱交換を介して予熱する工程と、(b)エタノール供給原料を予備処理して、予備処理されたエタノール供給原料を得る工程と、(c)交換器において、前記予備処理されたエタノール供給原料と工程(h)においてリサイクルされた処理された水の流れの少なくとも一部とを含む気化供給原料を気化させて、気化した供給原料を得る工程と、(d)前記気化した供給原料を圧縮して、圧縮した供給原料を得る工程と、(e)前記圧縮された供給原料を少なくとも1基の断熱反応器において脱水する工程と、(f)工程(e)の最後の断熱反応器からの流出物を、エチレン含有流出物と水含有流出物とに分離する工程と、(g)工程(f)からの水含有流出物の少なくとも一部を精製し、少なくとも1つの処理された水の流れと少なくとも1つの未転化エタノール流とを分離する工程と、(h)工程(g)からの処理された水の流れの少なくとも一部を工程(c)の上流にリサイクルする工程とを含む、方法に関する。
請求項（抜粋）：
エタノール供給原料をエチレンに脱水する方法であって、
a) 前記エタノール供給原料を100〜130°Cの温度に、工程e)からの流出物との熱交換によって予熱する工程と、
b) エタノール供給原料を、酸固体上で、100〜130°Cの温度で操作して予備処理して、予備処理されたエタノール供給原料を生じさせる工程と、
c) 前記予備処理されたエタノール供給原料と、工程h)によりリサイクルされた処理された水の流れの少なくとも一部とを含む気化供給原料を、交換器において、工程e)の最後の反応器からの流出物との熱交換により気化させる工程であって、前記気化供給原料は、0.1〜1.4MPaの圧力で前記気化工程に導入され、気化した供給原料を生じさせる、工程と、
d) 前記気化した供給原料を、圧縮機において圧縮して、圧縮された供給原料を生じさせる工程と、
e) 前記圧縮された供給原料を、少なくとも1種の脱水触媒を含む少なくとも1基の断熱反応器において脱水する工程であって、該断熱反応器において、脱水反応が行われ、350〜550°Cの入口温度および0.3〜1.8MPaの入口圧力で操作する、工程と、
f) 工程e)の最後の断熱反応器からの流出物を、1.6MPa未満の圧力にあるエチレンを含む流出物と、水を含む流出物とに分離する工程と、
g) 工程f)からの水を含む流出物の少なくとも一部を精製し、処理のされた水の少なくとも1つの流れと未転化エタノールの少なくとも1つの流れとに分離する工程と、
h) 工程g)からの処理された水の流れの少なくとも一部を工程c)の上流にリサイクルする工程と
を含む、方法。
IPC (2件)：
FI (2件)：
Fターム (11件)：
4H006AA02
, 4H006AC13
, 4H006BA71
, 4H006BC10
, 4H006BC11
, 4H006BD34
, 4H006BD51
, 4H006BD84
, 4H006DA12
, 4H039CA21
, 4H039CG10
審査官引用 (5件)
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特開昭54-036203
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特開昭58-038220
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酸触媒上でのアルコールの脱水
公報種別：公表公報
出願番号：特願2013-515834
出願人：トタルリサーチアンドテクノロジーフエリユイ
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