特許
J-GLOBAL ID:201503026052610666
焼き入れ深さ測定装置、焼き入れ深さ測定方法、表層深さ測定装置、表層深さ測定方法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
長門 侃二
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-187327
公開番号(公開出願番号):特開2014-077782
特許番号:特許第5665098号
出願日: 2013年09月10日
公開日(公表日): 2014年05月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 焼き入れ処理された鋼材の表面に接して配置される2本の電流探針間に電流を流す電源と、
前記鋼材の表面に接して配置される2本の検出探針の電位差を計測する電位差計測装置と、
前記2本の電流探針間に電流を流したときに生ずる前記2本の検出探針間の電位差に基づいて、前記鋼材の焼き入れ深さを演算する制御装置と、を備え、
前記制御装置は、前記2本の電流探針間に流れる電流I、前記鋼材の焼き入れ層の抵抗率ρ1、前記鋼材の未焼き入れ層の抵抗率ρ2、及び前記2本の電流探針の配置に基づいて、前記鋼材の焼き入れ層の電位分布及び前記鋼材の未焼き入れ層の電位分布を鏡像法で表現して解析し、前記鋼材の表面における前記2本の電流探針及び前記2本の検出探針の配置方向をX1軸、前記鋼材の表面に直交する方向をX2軸、前記鋼材の表面におけるX1軸に直交する方向をX3軸とする三次元空間座標を定義し、前記2本の電流探針の座標を(a,0,0)、(b,0,0)、前記鋼材の内部における任意の位置xの座標を(x1,x2,x3)とし、前記鋼材の焼き入れ層の任意の点の電位をV1、前記鋼材の未焼き入れ層の任意の点の電位をV2とし、次式、
のV1(x,D)及びV2(x,D)を焼き入れ深さDで微分することにより得られる次式、
の最大値を求めることにより、前記鋼材の焼き入れ深さの変化に対する前記2本の検出探針間の電位差の変化の割合が所望の焼き入れ深さにおいて最も大きくなるように、前記2本の検出探針の位置を演算する手段を含む、ことを特徴とする焼き入れ深さ測定装置。
IPC (1件):
FI (1件):
引用特許:
引用文献:
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