特許
J-GLOBAL ID:201503029625655383

内燃機関の診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-255896
公開番号(公開出願番号):特開2015-113755
出願日: 2013年12月11日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】この発明は、内燃機関の診断装置に関し、理論空燃比よりもリッチな領域を含めて筒内圧検出手段を利用して気筒間の空燃比のずれ量を算出したり、あるいは空燃比指標値を算出したりすることを目的とする。【解決手段】筒内圧センサ30を備える。リッチ気筒とリーン気筒のどちらに該当するかを気筒毎に判別する。筒内圧センサ30により検出される筒内圧力を用いて、膨張行程のポリトロープ指数mを気筒毎に算出する。空燃比のリーン度合いを推定した基準リーン気筒での膨張行程のポリトロープ指数mと当該リーン度合いとに基づいて、m-AFカーブと基準リーン気筒での膨張行程のポリトロープ指数mとを関連付ける。基準リーン気筒での膨張行程のポリトロープ指数mと、上記の関連付け後のm-AFカーブと、基準リーン気筒以外の気筒での膨張行程のポリトロープ指数mとに基づいて、気筒間の空燃比のずれ量を算出する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
多気筒型の内燃機関の少なくとも一部の気筒からなる評価対象気筒群を対象として気筒間の空燃比のずれ量を評価する内燃機関の診断装置であって、 筒内圧力を検出する筒内圧力検出手段と、 空燃比が理論空燃比よりもリッチとなるリッチ気筒であるか、あるいは空燃比が理論空燃比よりもリーンとなるリーン気筒であるかを前記評価対象気筒群に関して気筒毎に判別する気筒空燃比判別手段と、 前記気筒空燃比判別手段によってリーン気筒の存在が認められた場合に、存在するリーン気筒での理論空燃比に対する空燃比のリーン度合いを推定するリーン度合推定手段と、 前記筒内圧力検出手段により検出される筒内圧力を用いて、膨張行程のポリトロープ指数を前記評価対象気筒群に関して気筒毎に算出するポリトロープ指数算出手段と、 空燃比のリーン度合いを推定したリーン気筒である基準リーン気筒での膨張行程のポリトロープ指数と当該リーン度合いとに基づいて、膨張行程のポリトロープ指数と空燃比指標値との関係を規定する関係情報と前記基準リーン気筒での膨張行程のポリトロープ指数とを関連付ける関係特定手段と、 前記基準リーン気筒での膨張行程のポリトロープ指数と、前記関係特定手段によって前記基準リーン気筒での膨張行程のポリトロープ指数と関連付けられた前記関係情報と、前記評価対象気筒群内の前記基準リーン気筒以外の気筒での膨張行程のポリトロープ指数とに基づいて、気筒間の空燃比のずれ量を算出する空燃比ずれ量算出手段と、 を備えることを特徴とする内燃機関の診断装置。
IPC (1件):
F02D 45/00
FI (6件):
F02D45/00 368S ,  F02D45/00 345Z ,  F02D45/00 370B ,  F02D45/00 301C ,  F02D45/00 368U ,  F02D45/00 362S
Fターム (5件):
3G384AA01 ,  3G384AA07 ,  3G384DA42 ,  3G384FA29Z ,  3G384FA58Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る